atomic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
atomicの語源はギリシャ語の「atomos(これ以上分割できないもの)」。つまりatom(原子)とは「究極の最小単位」を指す。このコアイメージから、atomicは①原子・核エネルギーに関わること(原子力・核兵器)と②「極めて微小なスケール」という二方向の意味が生まれる。さらに現代の物理学・テクノロジー分野では「原子レベルの精度」という文脈で使われるほか、口語では「ものすごく激しい(怒り等が爆発的な)」というニュアンスも持つ。「原子爆弾=atomic bomb」が示すように、最小単位の中に秘められた莫大なエネルギーという矛盾した力がこの単語の本質にある。
2意味一覧
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形容詞
原子の、原子力の、核の
atom(原子)を直接修飾する用法。原子爆弾・原子力エネルギーなど、原子の持つ力に関わる文脈で最も頻繁に使われる。 -
形容詞
非常に小さな、極微の
「これ以上分けられない最小単位」というコアイメージから、スケールが極端に小さいことを表す。科学・技術文脈で「原子レベルの」という意で使われる。 -
形容詞
(口語)激烈な、爆発的な
核爆発のような圧倒的なエネルギーのイメージが転じて、感情や状況の激しさを表す俗語的用法。特にgo atomicで「激怒する」の意になる。
3例文
4よくある間違い・注意点
atomic(原子の・核の)とnuclear(核の)は似ているが、現代の科学・政治文脈ではnuclearの方が正確かつ一般的。nuclear power(原子力)、nuclear weapons(核兵器)が現在は主流で、atomicはやや古風または歴史的文脈(atomic bomb=A爆弾)で使われることが多い。
「非常に小さな」の意味では、microscopic(顕微鏡レベルの)やminuscule(ごく微小な)と混同しやすい。atomicはあくまで「原子スケール」という科学的ニュアンスを持ち、単なる「小さい」とは精度が異なる点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| nuclear | 現代では核・原子力関係の最も一般的な語。政治・エネルギー文脈ではnuclearが優勢で、atomicより幅広い核反応全般を指す。 |
| microscopic | 「顕微鏡でしか見えないほど小さい」という意味。atomicほど極端に小さくはなく、日常語として幅広く使われる。 |
| subatomic | 原子よりさらに小さい素粒子レベルを指す。atomicが「原子の」なのに対し、subatomicは「原子以下の(陽子・電子など)」を表す。 |
対義語: molecular(分子の)、macroscopic(巨視的な)、massive(巨大な)
6派生語・関連語
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atom
名詞
原子、ほんのわずか
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atomically
副詞
原子的に、原子レベルで -
atomize
動詞
原子化する、霧状に散布する、粉砕する -
atomizer
名詞
噴霧器、アトマイザー
7コロケーション
- atomic bomb(原子爆弾)
- atomic energy(原子力エネルギー)
- atomic structure(原子構造)
8確認テスト
The new microscope can reveal the atomic structure of materials, allowing researchers to manipulate individual atoms.
①原子爆弾のような ②原子レベルの ③非常に激しい ④顕微鏡的な
②原子レベルの。この文脈ではatomicは「原子の」「原子スケールの」という意味で使われており、顕微鏡で個々の原子を観察・操作できるという科学的精度を表している。①は核兵器の文脈、③は感情の激しさ、④はmicroscopicの意味であり、ここには当てはまらない。atomicのコアイメージ「究極の最小単位」がそのまま表れた用法。
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