hypocrisy
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1コアイメージ
hypocrisyはギリシャ語の「hypokritēs(舞台俳優)」を語源とする。古代ギリシャの俳優は仮面をかぶって別人を演じた。ここから「本心を隠し、自分が信じていないことを信じているように見せる演技」というコアイメージが生まれた。単なる「嘘」と違うのは、道徳・信条・価値観において、表向きの立場と実際の行動・信念が食い違っている点にある。「清廉さを説く政治家が裏で汚職」「禁煙を訴える医者が喫煙」——このように他者に求める基準を自分には適用しない「二重基準」こそがhypocrisyの本質である。
2意味一覧
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名詞
偽善(表向きの主張・信条と実際の行動が食い違うこと)
舞台俳優が仮面で別人を演じるように、自分の本心や実態を隠して「徳ある人物」を演じるのがhypocrisyの核心。 -
名詞
二枚舌・ダブルスタンダード(他人には厳しい基準を課しながら自分には甘い態度)
コアイメージである「演じる=本音と建前の乖離」が、特に道徳的判断において自他に異なる基準を当てはめる行為として現れる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「hypocrisy(偽善)」と「lie(嘘)」を混同しないこと。嘘は事実に反することを述べるが、hypocrisyは道徳・信条レベルの食い違いが焦点。自分が正しいと思っていない価値観を正しいと主張する「演技」がhypocrisyであり、必ずしも具体的な事実の虚偽を含まない場合もある。
形容詞形はhypocritical、人を表す名詞はhypocrite(偽善者)と形が大きく変わるため注意。「彼は偽善者だ」はHe is a hypocrite.であり、He is a hypocrisy.とはならない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| duplicity | 言動が二重になっている「二枚舌・表裏のある言動」全般を指し、道徳的な建前との乖離よりも、意図的な欺きや裏切りのニュアンスが強い。 |
| insincerity | 「誠実でないこと」という広い概念で、hypocrisyほど意識的な演技や道徳的建前との矛盾というニュアンスは含まない。軽い不誠実さにも使える。 |
| double standard | 「二重基準」を意味し、hypocrisyの中でも特に「自分と他人に異なるルールを適用する」側面に焦点を当てた表現。hypocrisyより具体的・客観的なニュアンス。 |
対義語: sincerity(誠実さ)、integrity(廉潔さ・一貫性)、authenticity(真摯さ・本物らしさ)
6派生語・関連語
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hypocrite
名詞
偽善者(hypocrisyを行う人) -
hypocritical
形容詞
偽善的な、二枚舌の -
hypocritically
副詞
偽善的に、見せかけで
7コロケーション
- blatant hypocrisy(あからさまな偽善)
- accuse A of hypocrisy(Aを偽善だと非難する)
- reek of hypocrisy(偽善の臭いがぷんぷんする)
8確認テスト
“The senator’s hypocrisy became undeniable when reporters discovered he owned stock in the very industries he had publicly condemned.”
① 彼の嘘がばれた
② 彼の偽善ぶりが明らかになった
③ 彼の無知が露呈した
④ 彼の優柔不断さが証明された
② 「偽善ぶりが明らかになった」が正解。議員が公に批判していた産業の株を保有していたという事実が、「主張と実態の乖離=hypocrisyのコアイメージ」を完璧に体現している。①の「嘘」は事実の虚偽に焦点があり、道徳的建前との矛盾というhypocrisyのニュアンスを捉えられていない。③④はそもそも文意と合わない。
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