every
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
everyのコアイメージは「集合の中の一つひとつを個別に取り上げ、例外なくすべてに当てはまる」こと。allが「まとまりとして全体」を見るのに対し、everyは「一個一個を数えながら網羅する」感覚がある。だから「すべての人」という意味でも every person(一人ひとり全員)と言うと個別性が強調される。また「…ごとに」という周期の意味も同じコアから生まれる。「一回一回を漏らさず繰り返す」→ every year(毎年)、every two days(2日ごと)のように、等間隔で繰り返す単位を一つずつ丁寧に拾うイメージだ。
2意味一覧
-
形容詞
すべての、あらゆる(集合内の一つひとつ全部)
集合の要素を一個ずつ取り上げて「全部」を表す。every student = 学生を一人ずつ数え上げてそのすべて、というニュアンス。 -
形容詞
〜ごとに、〜おきに(等間隔の繰り返し)
「一回一回を漏らさず拾う」コアが時間・距離などの単位に適用されると、等間隔の繰り返しを表す。every three hours = 3時間という単位を一区切りずつ繰り返すイメージ。 -
形容詞(強調表現)
あらゆる可能な〜、十分な〜(every reason / every chance など)
「考えうる理由を一つひとつ全部持っている」→「十分な理由がある」という意味になる。every reason to believe = 信じるに足るあらゆる根拠がある、というニュアンスで見落とされがちな用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
everyは常に単数扱い。every student is(○)/ every students are(✗)。日本語で「全員」と訳したくなると複数形にしたくなるが、everyは一人ずつ個別に拾うのでsingleの扱い。
allとの混同に注意。all the students = 学生全体をひとまとまりとして捉えるのに対し、every student = 一人ひとりを個別に取り上げる。all+複数名詞 vs every+単数名詞という形の違いにも反映されている。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| all | 全体をひとかたまりとして見る。all the students = 生徒たちをひとつの集団として捉える。everyのように一人ずつ個別に数え上げるニュアンスはない。 |
| each | everyと似て一つひとつ個別に取り上げるが、eachはより「それぞれ個別の差異」を意識する。each student = それぞれ個性の異なる一人ひとり。everyは「全部漏れなく」という網羅性が強い。 |
| any | 「どれでも(一つ)」というニュアンスで任意性・選択性を表す。any student = どの生徒でも(誰か一人)。everyの「全部漏れなく」とは異なる。 |
対義語: no、none
6派生語・関連語
-
everybody
代名詞
誰もみな、全員 -
everyone
代名詞
誰もみな、全員(everybodyとほぼ同義) -
everything
代名詞
すべてのこと・もの -
everywhere
副詞
いたるところに・で
-
everyday
形容詞
日常の、毎日の(every dayと違い形容詞として名詞を修飾)
7コロケーション
- every other day(1日おきに)
- every now and then(時々、折に触れて)
- every single + 名詞(一つ残らずすべての〜)
8確認テスト
“There is every chance that she will succeed.”
① 彼女が成功するチャンスは一切ない。
② 彼女が成功する可能性は五分五分だ。
③ 彼女が成功する可能性は十分にある。
④ 彼女が成功するのはまったくの偶然だ。
③。every chanceは「考えられるすべてのチャンスがある」→「十分な可能性がある・成功する可能性が大いにある」という強調表現。every reason / every hope / every chance などは「あらゆる〜を持っている」=「十分な〜がある」という慣用的な強調用法で、否定や偶然のニュアンスは含まない。
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