eloquent
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
eloquentはラテン語の「eloqui(ex-外へ+loqui話す)」に由来し、「言葉が内側から外へと豊かに溢れ出る」というイメージが核心にある。単なる「話が上手い」ではなく、聴衆の感情を動かすほどの表現力・説得力を持って言葉が流れ出る状態を指す。このコアイメージは言語表現だけでなく、「まなざし」や「仕草」など非言語的な表現にも広がり、「雄弁」と訳されるスピーチにも、「多くを語る」沈黙や表情にも使われる。ポイントは、言葉(または表情・様子)が豊かなメッセージを無理なく力強く伝えているという点にある。
2意味一覧
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形容詞
雄弁な、説得力のある(言葉・話し方について)
言葉が内側から豊かに溢れ出るコアイメージそのままで、聴衆の心を動かすほど流暢かつ力強い話し方を表す。 -
形容詞
(表情・仕草・沈黙などが)多くを語る、表情豊かな、明確に物語る
言葉以外の表現も「豊かに外へ流れ出る」コアイメージに当てはめることができ、沈黙や視線が饒舌なほど何かを伝えている場面で使われる。 -
形容詞
(文章・文体が)格調高く表現力豊かな
書き言葉においても、内容が力強く豊かに読者へ伝わってくるという同じイメージが働く。日本語では「格調ある文体」などと訳されることがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
「雄弁な」と丸暗記すると、表情・沈黙・数字などが主語の文で「多くを語る」と訳すべき場面を見落としがち。an eloquent silence(多くを語る沈黙)やeloquent proof(雄弁な証拠)のような表現に対応できるよう、コアイメージで理解しておくこと。
fluent(流暢な・なめらかな)と混同しやすいが、fluentは「詰まらずスムーズに話せる」技術面の強調であり、eloquentは「聴く人の心を動かすほど表現力がある」という説得力・感動面が核心。fluent speakerでも eloquentとは限らない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| articulate | 考えを言葉で明確・的確に表現できるという知的な明晰さが強調点。eloquentのような感情を動かす力強さは含まない。 |
| persuasive | 相手を納得・説得させることに焦点を当てる。論理的戦略の意味合いが強く、eloquentの持つ表現の豊かさや感動的な美しさのニュアンスは薄い。 |
| expressive | 感情や考えを豊かに表現できるという点は共通するが、eloquentより広く、必ずしも聴衆に強い印象や感動を与えるという力は含まない。 |
対義語: inarticulate、tongue-tied、inexpressive
6派生語・関連語
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eloquence
名詞
雄弁さ、説得力のある表現力 -
eloquently
副詞
雄弁に、表情豊かに、多くを語るように
7コロケーション
- eloquent speech(雄弁なスピーチ)
- eloquent silence(多くを語る沈黙)
- eloquent proof / testimony(雄弁な証拠・証言)
8確認テスト
「The empty streets were eloquent of the fear gripping the city.」
① 空っぽの通りは、街を覆う恐怖を雄弁に物語っていた。
② 空っぽの通りは、街の雄弁な人々によって整備されていた。
③ 空っぽの通りでは、街の恐怖について流暢に話し合われていた。
④ 空っぽの通りは、街を覆う恐怖に対して表情豊かに反応した。
①
「通り(もの・状況)」が主語であり、eloquentが「雄弁な・多くを語る」のコアイメージで機能している。人が話しているのではなく、風景そのものが恐怖を「力強く伝えている」という表現。③や④は主語を人のように誤解した訳で不自然。このようにeloquentは「人以外が主語」でもよく使われるため、コアイメージで理解することが重要。
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