arithmetic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
arithmeticのコアイメージは「数そのものを直接扱う、手を動かす計算・演算」です。ギリシャ語の「arithmos(数)」を語源とし、加減乗除という最も基本的な数の操作を指します。高度な抽象的思考を扱うmathematicsとは異なり、arithmeticは「地に足のついた、具体的な数の計算」というニュアンスを持ちます。日常生活や実務における暗算・筆算・計算能力を指すことが多く、比喩的には「単純な数値の積み上げ・見積もり」という意味でも使われます。形容詞形のarithmeticは「算術的な、計算上の」を意味し、arithmetic progressionのように数学用語としても頻出します。
2意味一覧
-
名詞
算数;(加減乗除の)計算、演算
数を直接操作する行為そのものを指すコアイメージから、「計算すること・算数」という意味が生まれる。 -
名詞(比喩的用法)
(数字を使った)計算・見積もり、数値上の論理
「数を扱う基礎的な作業」というコアイメージが比喩的に拡張され、政策・ビジネスなどにおける「数字のつじつま合わせ・計算」を意味する。 -
形容詞(arithmetic)
算術の、等差の
「数の規則的な操作」というコアから、arithmetic progression(等差数列)など、数学における規則的な数列の変化を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
arithmeticとmathematics(math)を混同しやすい。arithmeticは加減乗除などの「具体的・基礎的な数の計算」に限定されるのに対し、mathematicsは代数・幾何・解析など「数学全般の抽象的な体系」を広く指す。「数学が得意」はgood at mathであり、good at arithmeticとすると「計算(算数)が得意」という限定的な意味になる。
発音に注意。綴りが長いため「アリスメティック」と読みたくなるが、正しいアクセントは第2音節のríθで、əríθmətìkと発音する。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| mathematics | 数学全般の抽象的・体系的な学問を指す上位概念。arithmeticはその中の計算という限定的な分野。 |
| calculation | 特定の答えを求めるための計算行為・プロセスに焦点を当てる。arithmeticが「計算能力や算数という分野」を指すのに対し、calculationは「一回一回の計算作業」に近い。 |
| computation | コンピュータや複雑なシステムによる大規模・機械的な演算処理を指すことが多く、arithmeticより技術的・形式的なニュアンス。 |
6派生語・関連語
-
arithmetical
形容詞
算術の、計算上の(arithmeticの形容詞形と同義) -
arithmetically
副詞
算術的に、計算上は -
arithmetic progression
名詞(複合語)
等差数列(一定の差で増減する数列)
7コロケーション
- mental arithmetic(暗算)
- basic / simple arithmetic(基礎的な算数・簡単な計算)
- arithmetic progression(等差数列)
8確認テスト
“Critics argue that the arithmetic of the new tax plan simply doesn’t work — the promised cuts cannot be funded by the projected revenue.”
① 新税制の算数の授業
② 新税制の数字上の計算・辻褄
③ 新税制の算術的な進歩
④ 新税制の数学的な証明
②。arithmeticがビジネス・政策文脈で比喩的に用いられており、「数字のつじつま・計算が成り立つかどうか」を意味している。「doesn’t work(うまくいかない)」という表現も、計算の整合性が取れないことを示すヒント。①は文脈に合わず、③④はarithmeticの比喩的ニュアンスを捉えていない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。