proclaim
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
proclaim は「前へ」を意味する pro- と「叫ぶ・呼ぶ」を意味する claim(ラテン語 clamare)が合わさった語。つまり「公衆の前に向かって大声で叫ぶ」がコアイメージ。ここから、権威ある立場から多くの人に向けて何かを正式に・公に知らしめるというニュアンスが生まれる。単に「言う」や「発表する」と違い、①公式性・権威性、②広く世間に向けた発信、③明確な主張・断言、の3つが含まれる。文脈によって「宣言する」「布告する」「示す・証明する」などと訳されるが、いずれも「隠さず堂々と世に示す」という根っこは共通している。
2意味一覧
-
動詞
(公式に)宣言する、布告する
権威ある立場から世間に向けて大声で知らしめるコアイメージそのもの。政府・指導者・組織などが正式に何かを宣言するときに使われる。 -
動詞
(態度・行動などが)示す、証明する
言葉以外でも「世間に向けて明らかにする」ことができる。行動や外見がある事実を隠しようもなく示しているという意味で使われる。 -
動詞
(人・ものを〜と)高らかに称する、宣する
「〜をXと公に宣言する」という構文(proclaim A B)で使われる。授与・任命に近い意味合いを持つ用法で、受験英語では見落とされがちだが重要。
3例文
4よくある間違い・注意点
declare との混同に注意。declare も「宣言する」だが、より法的・手続き的な場面(declare war / declare bankruptcy)に使われる。proclaim はより「広く世に向けて大声で知らしめる」という、公示性・感情的高揚感が強い。
「示す」という訳がつくとき、show や indicate と同じだと思ってしまいがち。しかし proclaim は「隠しようもなく明白に、世間に向けてさらけ出してしまっている」という強いニュアンスがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| declare | proclaim より法律的・手続き的。「宣戦布告する」「破産を申告する」など、正式な手続きとしての宣言。proclaim ほどの「高らかさ・大声感」はない。 |
| announce | 最も一般的な「発表する」。聴衆への情報伝達が目的で、権威性や感情的高揚はほとんどない。proclaim に比べてずっと中立的。 |
| herald | 「到来を告げる・先触れをする」のニュアンス。何か重要なものの始まりを世に知らせる点では似るが、proclaim のような公的権威を持たない。 |
対義語: conceal、suppress
6派生語・関連語
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proclamation
名詞
宣言(書)、布告、公示 -
proclaimed
形容詞
自称の、公言された(self-proclaimed で「自称の」)
7コロケーション
- proclaim independence(独立を宣言する)
- proclaim a state of emergency(緊急事態を宣言する)
- self-proclaimed expert(自称専門家)
8確認テスト
His luxurious lifestyle proclaimed his wealth to the world.
① 彼は豪華な生活ぶりを世界に向けてわざわざ宣言した。
② 彼の豪華な生活ぶりは、世間に彼の富を隠しようもなく示していた。
③ 彼は豪華な生活をするよう世界中で命令された。
④ 彼の豪華な生活ぶりについて、世界中で布告が出された。
② が正解。ここでは proclaim の主語が「人」ではなく「生活ぶり」という行動・状態。コアイメージの「世間に向けて明らかにする・さらけ出す」が、言葉ではなく生活様式を通して働いている。①は「わざわざ言葉で宣言した」というニュアンスになってしまい、主語が his luxurious lifestyle(無生物)であることと合わない。③④は文法的・意味的に不自然。
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