simultaneous
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
simultaneousのコアイメージは「複数の出来事が同じ時間軸の上に重なって存在している」状態です。語源はラテン語のsimul(同時に)+-aneous(性質を表す接尾辞)で、「もともと同じ瞬間に属している」というニュアンスがあります。単に「タイミングが偶然一致した」というより、「二つ以上の事象が時間軸上で重なり合っている」という客観的・構造的な同時性を表します。「同時の」「同時発生の」「並行して起きる」など、文脈によって訳し分けが必要ですが、「時間的な重なり」というイメージを軸に理解すると応用が利きます。
2意味一覧
-
形容詞
同時の、同時発生の
複数の事象が同じ時間軸上に重なって存在しているというコアイメージから、「同時に起きている」状態を指す最も基本的な訳。 -
形容詞
並行して行われる(複数のことが一度に進む)
「時間的に重なる」イメージが、同時進行・並行処理(同時通訳・並列処理など)の文脈に適用されると「並行して行われる」という訳が自然になる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「consecutive(連続した・逐次の)」との混同に注意。simultaneous interpretationは「同時通訳(話しながら訳す)」、consecutive interpretationは「逐次通訳(話し終わってから訳す)」で、試験問題でも重要な対比。
simultaneousは「偶然タイミングが重なった」というニュアンスではなく、「構造的・必然的に時間が重なる」というやや客観的な響きがある。偶然の一致にはcoincidentalなどを使う方が自然な場合もある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| concurrent | 主にコンピュータ・法律・学術の文脈で「並行して起きる」を表す硬い語。simultaneousより「同時並行で走る」というシステム的なニュアンスが強い。 |
| coincident | 「偶然に時間や場所が一致した」というニュアンスが強く、simultaneousの「もともと同じ時間軸にある」という客観的な同時性とは異なる。 |
| synchronous | 「同期した・リズムが合った」というニュアンスで、技術・音楽・生物学の文脈で多用。simultaneousより「周期・リズムの一致」に焦点がある。 |
対義語: consecutive、sequential、successive
6派生語・関連語
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simultaneously
副詞
同時に、一斉に
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simultaneousness / simultaneity
名詞
同時性、同時発生(simultaneityは学術的文脈でよく使われる)
7コロケーション
- simultaneous interpretation / translation(同時通訳)
- simultaneous broadcast(同時放送)
- simultaneous equations(連立方程式)
8確認テスト
“The two laboratories made a simultaneous discovery of the same compound.”
① 連続した
② 偶然の
③ 独立した
④ 同時の
④「同時の」が正解。二つの研究室が同じ化合物を「同じ時間軸上で」発見したという、simultaneousのコアイメージが直接現れている文。①consecutiveは「連続・逐次」、②coincidentalは「偶然の一致」、③independentは「独立した」で意味が異なる。なお実際の文では「独立して・同時に」という両方の含意があることも多く、科学史では「同時独立発見」としてよく語られる。
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