hatred
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
hatredのコアイメージは「心の奥底に凝り固まった、持続的で強烈な憎しみ」です。語源はhate(憎む)+-red(状態を表す接尾辞)で、一時的な怒りや不快感ではなく、時間をかけて積み重なった深い憎悪の「状態・性質」を指します。単なる嫌いという感情(dislike)や一時的な怒り(anger)とは異なり、相手の存在そのものを否定するほどの根深い感情です。人に対してだけでなく、物事・概念・慣習などにも向けられることがあり、「〜への嫌悪・反感」という訳が自然な場合もあります。常に不可算名詞として使われる点も特徴です。
2意味一覧
-
名詞(不可算)
憎悪、憎しみ
相手の存在を根本から否定するほどの、凝り固まった強い憎しみの状態を指す。最もコアイメージに直結した訳。 -
名詞(不可算)
嫌悪、強い反感
人だけでなく物事・思想・慣習などに向けられるときは「嫌悪・反感」と訳すと自然。その根深い拒絶感はコアイメージと一致する。
3例文
4よくある間違い・注意点
hatredは常に不可算名詞のため、a hatred や hatredsとは言わない(ただし「特定の種類の憎しみ」を表す場合に限りa hatred for…と使うことが稀にあるが、大学受験では不可算で覚えるべき)。また、hateと混同しがちだが、hateは動詞・名詞として瞬間的な感情にも使えるのに対し、hatredは凝り固まった状態・性質を強調する名詞専用の語である。
類義語のdetestation(激しい嫌悪)やloathing(むかつくほどの嫌悪)と混同しないこと。hatredは「長期的・根深い憎しみ」、loathingは「生理的な嫌悪感」、detestationは「激しい軽蔑を伴う嫌悪」というニュアンスの違いがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hate | hateは動詞としても使え、瞬間的・一時的な感情にも使えるが、hatredは凝り固まった状態を指す名詞専用語でより重く深い感情。 |
| loathing | loathingは生理的な嫌悪感(吐き気をもよおすほどの不快感)が前面に出るのに対し、hatredは憎しみという感情的側面が強い。 |
| hostility | hostilityは「敵意・反感」で行動や態度として表れやすいが、hatredは内側に凝り固まった感情そのものを指す。 |
| animosity | animosityは対立関係や争いから生まれる「敵対感情」で双方向的なニュアンスが強いが、hatredは一方的に向けられる深い憎しみ。 |
対義語: love、affection、fondness、adoration
6派生語・関連語
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hate
動詞・名詞
憎む;憎しみ
-
hateful
形容詞
憎らしい、嫌悪すべき -
hater
名詞
憎む人;(俗)批判・悪口を言う人
7コロケーション
- deep/intense hatred(深い・激しい憎悪)
- hatred for/of 〜(〜への憎悪)
- be filled with hatred(憎しみで満ちている)
8確認テスト
“Growing up in poverty, he developed a bitter hatred of inequality.”
① 彼は不平等に対する漠然とした不満を持つようになった
② 彼は不平等への根深い憎悪を抱くようになった
③ 彼は不平等を一時的に嫌うようになった
④ 彼は不平等の概念を理解するようになった
②が正解。hatredは「凝り固まった根深い憎しみ・嫌悪の状態」を表す語であり、bitterという形容詞が加わることでさらに強い持続的感情が強調されている。①の「漠然とした不満」はdissatisfactionに近く、③の「一時的に嫌う」はhatredの持続性と矛盾し、④は全く意味が外れている。
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