blood
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
「blood」のコアイメージは「体の内側を流れ、命・存在・つながりを体現するもの」。身体的な意味では「血液」そのものだが、血が「命そのもの」「家系・血統」「情熱・気性」を象徴してきた文化的背景から意味が広がっている。「新しい血(new blood)」が「新鮮な人材」を意味するように、血は単なる体液ではなく、その人の本質・出自・エネルギーを表す。「血が流れる=命がかかっている=犠牲」という連想も自然であり、「blood」が「犠牲・流血」を意味するのも同じコアイメージから来ている。日本語の「血」とほぼ重なる部分が多いが、英語では比喩的用法がより豊富である。
2意味一覧
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名詞
血、血液
最も直接的なコアイメージ。体内を流れる液体そのものを指す。 -
名詞
血統、家柄、血筋
「血は人のつながりと本質を運ぶもの」というイメージから、出自や家系を意味するようになった。 -
名詞
血気、情熱、気性
血が「命のエネルギーの流れ」を象徴するため、感情の高ぶりや気性の激しさを表す。 -
名詞
犠牲、流血(の代償)
「血が流れる=命を失う=大きな犠牲を払う」というイメージから、sacrificeと近い意味で使われる。 -
名詞
新鮮な人材、新しい力(new bloodの形で)
血が「本質・活力」を象徴するため、組織に新たな活力をもたらす人材を「new blood(新しい血)」と表現する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「blood」を「血液(液体)」としか覚えていると、「blue blood(貴族の血筋)」「new blood(新鮮な人材)」「blood and sweat(血と汗=多大な努力)」などの比喩表現に出会ったとき意味が取れなくなる。コアイメージの「命・本質・つながり」を意識しておくことが重要。
「bloodshed(流血・殺戮)」と「blood(血)」の違いに注意。「blood」単体でも「流血・犠牲」の意味を持つが、「bloodshed」はより直接的に「殺傷行為の結果としての流血」を指す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| gore | 傷口などから流れ出した血、特に凝固した・したたる血に限定され、視覚的に生々しいニュアンスが強い。比喩的用法はほぼない。 |
| lineage | 「血統・家系」の意味に限定した語。「blood」が持つ「命・情熱」などの広いコアイメージはなく、系譜・出自の文脈でのみ使われる。 |
| passion | 「血気・情熱」の意味に近いが、「passion」は感情や熱意そのものを指し、「blood」のように「その人の本質から湧き出る」というニュアンスは薄い。 |
対義語: death(命に対して)、water(比喩的に「希薄なつながり」を表す場合)
6派生語・関連語
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bloody
形容詞
血まみれの;(英国口語)ひどい、まったく -
bloodshed
名詞
流血、殺傷 -
bloodstream
名詞
血流、血液循環 -
bloodline
名詞
血統、系譜 -
bloodthirsty
形容詞
血に飢えた、残忍な
7コロケーション
- donate blood(献血する)
- blood pressure(血圧)
- new blood(新しい人材、新鮮な活力)
8確認テスト
“The company desperately needs new blood to compete in today’s market.”
① 新しい血液サンプル
② 新鮮な人材・新しい活力
③ 血気盛んな若者の犠牲
④ 新しい血統を持つ経営者
② 新鮮な人材・新しい活力。「blood」が「本質・活力・エネルギー」を象徴するコアイメージを持つため、「new blood」は組織に新たな活力をもたらす人材を意味する比喩表現。①は「blood」を文字通りの「血液」と誤解した選択肢、④は「血統」の意味に引っ張られた誤答。
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