await
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
awaitのコアイメージは「何かが誰かを迎え構えている」という状態です。waitが「人が何かを待つ」という行為を表すのに対し、awaitは「物・事柄が人を待ち受けている」という構造が基本です。主語は人だけでなく、危険・運命・結果など抽象的なものでも構いません。また単に受け身に待つのではなく、相手が来るのを「用意して構えている」というニュアンスが含まれます。そのため「待つ」「待ち受ける」「待ち構える」など、文脈に応じて訳が変わりますが、根底には「迎え構える主体」と「迎えられる対象」の関係が常にあります。やや改まった・文語的な語感を持ち、フォーマルな文章や書き言葉で頻出します。
2意味一覧
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動詞(他動詞)
(物・事が人を)待ち受ける、待ち構える
「危険・運命・結果」などが主語になり、人を「迎え構えている」状態を表す。物事が主語になる点がwaitとの最大の違い。 -
動詞(他動詞)
(人が何かを)待つ、待ち望む
人が主語の場合でも「迎え構える」イメージは残り、単なる時間つぶしでなく、ある事態・結果の到来を準備しながら待つ意味合いになる。 -
動詞(他動詞)
(決定・処理などが)保留されている、未決のまま残っている
「事案が誰かを迎え構えている=まだ処理されずにある」というイメージで、ビジネス・法律文書でよく使われる見落とされがちな用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
awaitはwaitと違い、常に目的語を直接とる他動詞です。wait for ~とは言いますが、await for ~とは言いません。「await for the results」は誤りで、正しくは「await the results」です。
「人が主語・物が目的語」の形(例:I await news)も可能ですが、awaitはフォーマルな語感が強いため、日常会話ではwait forを使うのが自然です。awaitを口語で使うと不自然に響くことがあります。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| wait for | 日常的・口語的で汎用性が高い。主語は人に限られ「誰かが何かを待つ」という行為そのものを表す。awaitほど改まった響きはない。 |
| anticipate | 「あらかじめ予期・期待する」ニュアンスが強く、良いことを待ち望む場合に多用される。awaitより「心理的な期待感」に重点がある。 |
| expect | 「当然そうなると見込む」という予測・見通しのニュアンスが中心。awaitのような「迎え構える」臨戦感は薄い。 |
対義語: depart、leave behind
6派生語・関連語
-
awaited
形容詞
待ち望まれた(例:long-awaited「待望の」) -
long-awaited
形容詞
長い間待ち望まれていた、待望の
7コロケーション
- await the results(結果を待つ)
- await trial / await sentencing(裁判・判決を待つ)
- long-awaited(長く待ち望まれた)
8確認テスト
「A warm welcome awaits all visitors to the museum.」
① 博物館の来訪者は全員、温かく歓迎した。
② 博物館を訪れる人々全員に、温かい歓迎が用意されている。
③ 博物館では来訪者を歓迎するために長く待ち続けた。
④ 博物館の訪問者は温かい歓迎を待ち望んでいる。
② 「a warm welcome(温かい歓迎という事柄)が来訪者を迎え構えている」というawaitのコアイメージ通りの文。主語が物事(a warm welcome)で人(visitors)を目的語にとる典型的な用法。①は主語と目的語が逆、③は「長く待つ」という意味にはならない、④は人が主語のwait forに近い解釈で文構造と合わない。
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