slang
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
slangのコアイメージは「公式・正式な言語の外側にある、特定の集団が使う崩れた表現」。もともとは「盗人や浮浪者の隠語」を指す言葉から派生したとされ、「正規のルートを外れた言葉」というニュアンスが根底にある。辞書や教科書には載らない、仲間内でのみ通じる表現・略語・造語全般を指す。日本語の「タメ口」「若者言葉」「業界用語」などに近いが、slangはそれらをすべて包括する広い概念。使う場面を誤ると不適切に聞こえる点が、この語の本質的な緊張感でもある。
2意味一覧
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名
俗語・スラング(正式な場では不適切とされる崩れた言葉)
正式な言語規範の「外側」にある表現という核心的イメージがそのまま「俗語」に対応する。特定の集団(若者・業界・地域など)の内輪言葉を指す。 -
名
隠語・符丁(特定グループだけが通じる専門的な言い回し)
アウトサイダーには通じない「内側の言葉」という側面を強調するとき「隠語」「符丁」と訳す。thieves’ slang(盗人の隠語)のような使い方がある。 -
動
〜を俗語で呼ぶ;(人を)どなりつける・口汚くののしる(主に英国英語)
動詞用法は、スラングが持つ「荒っぽく崩れた言葉」のイメージが転じて「下品な言葉を浴びせる」行為を表す。受験頻度は低いが英国小説などで登場する。
3例文
4よくある間違い・注意点
slangは「単なる略語(abbreviation)」や「口語(colloquial expression)」とは異なる。口語はカジュアルな場で許容されるが、slangはさらにその外側にある「正式には不適切な表現」。たとえばin a snapは口語的だが、wanna・gonnasupはslangに分類されやすい。
日本語で「スラング」と言うと「若者言葉」だけをイメージしがちだが、英語のslangは業界隠語・地域方言・犯罪者の符丁など幅広い「規範外の言葉」を含む点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| colloquialism | 日常会話で使われるカジュアルな表現全般を指し、slangより使用場面が広くフォーマルな場でも許容されることがある。slangより「規範からの逸脱度」が低い。 |
| jargon | 特定の職業・専門分野の専門用語を指す。slangと違い意図的な「崩し」ではなく、専門知識を効率的に伝えるための技術的言語。 |
| vernacular | ある地域・集団で自然に発達した日常語・方言を指す。slangよりも中立的で、地域文化の言語という肯定的ニュアンスを持つことが多い。 |
| argot | もともと犯罪者・アウトサイダー集団が使う隠語を指すフランス語由来の語。slangと近いが、特に「外部に秘密を守るための言語」という意味合いが強い。 |
対義語: formal language(公式語・正式な言葉)、standard English(標準英語)
6派生語・関連語
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slangy
形
俗語的な、スラングっぽい(His speech was too slangy for a job interview.) -
slangily
副
俗語的に、スラングを交えて
7コロケーション
- use slang(俗語を使う)
- teenage / street slang(10代の/路上の俗語)
- slang term / slang expression(俗語表現・スラング表現)
8確認テスト
The drill sergeant barked at new recruits, using military slang they had never heard before.
① 軍の専門用語(隠語)
② 軍の正式な命令語
③ 軍の外国語
④ 軍の書き言葉
①「軍の専門用語(隠語)」が正解。military slangは軍という特定集団の内側でしか通じない崩れた表現・隠語を指す。「新兵には聞き慣れない言葉だった」という文脈も、外部者には通じないslangのコアイメージと完全に一致する。②の「正式な命令語」はslangと真逆の意味。
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