duration
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
durationの根底にあるのは「ある状態・出来事が続いている時間の長さ全体」というイメージです。ラテン語のdurare(持続する・硬くある)が語源で、「切れ目なく伸びた時間の塊」を指します。単に「時間」を表すtimeやperiodと違い、durationは必ず「何かが続いている」という前提があります。映画の上映、戦争の継続、契約の有効期間など、「始まりと終わりがある事象が途切れず続く時間の幅」を表すのがこの単語の本質です。そのため「for the duration(その期間中ずっと)」のように、ある出来事が続く間の全体を包み込むような使い方が自然に生まれます。
2意味一覧
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名詞
持続(期間)、継続時間
何かが始まってから終わるまでの時間の広がり全体がコアイメージ。映画・授業・戦争など、明確な始終を持つ事象の「時間の長さ」を表す。 -
名詞
(the durationで)その期間中ずっと、(戦争・事態などが)続く間
「for the duration」の形で使われることが多く、「その状況が続いている間まるごと」という意味。戦時中・非常事態中など、終わりが見えない期間全体を包む表現。
3例文
4よくある間違い・注意点
「duration」はただの「時間」ではなく、必ず「何かが続いている時間の幅」という含意がある。time や period に比べて「事象の継続」が前提にあるため、単独で「時間がある」と言いたい場合にdurationを使うのは不自然。
「for the duration」を「しばらくの間」と訳しがちだが、「その状況・出来事が続く間まるごと・ずっと」という強い継続のニュアンスがある点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| period | 「時間の区切り・区間」に焦点があり、事象の継続よりも暦や区切られたスパン全般を指す。durationより中立的。 |
| length | 「長さ」という物理的・数量的な側面が強く、「length of time(時間の長さ)」のように計測的なニュアンス。durationより客観的・数値的。 |
| span | 「橋のように両端を結ぶ幅・広がり」というイメージ。life span(寿命)のように、始点と終点を意識した「時間の幅」を表すがdurationより詩的・比喩的な場面で使われやすい。 |
対義語: instant(瞬間)、moment(一瞬)
6派生語・関連語
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durable
形容詞
耐久性のある、長持ちする
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durability
名詞
耐久性、持続性 -
endure
動詞
耐える、持続する(同語源)
7コロケーション
- for the duration of ~(~が続く間ずっと)
- the duration of the contract / war / treatment(契約・戦争・治療期間)
- short / long duration(短い/長い期間)
8確認テスト
“Passengers are asked to keep their seatbelts fastened for the duration of the turbulence.”
① 乱気流がいつか終わるまで
② 乱気流が続いている間ずっと
③ 乱気流が起きた瞬間だけ
④ 乱気流の激しさに応じて
②。「for the duration of ~」は「~という事象が続いている時間全体にわたって」というコアイメージを持つ。「ずっと」「その間じゅう」という継続の全体を包む訳が最も自然。①は終わりを待つニュアンスが強すぎ、③・④はdurationのコアイメージと全く異なる。
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