commemorate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
commemorateのコアは「com-(共に)+ memor(記憶)+ -ate(動詞化)」、つまり「ある出来事や人の記憶を、みんなで共に保ち続ける」というイメージ。単に個人が思い出すのではなく、儀式・式典・モニュメントなどの形を通じて記憶を社会的・集団的に継承することを指す。したがって「記念する」という訳だけでなく、「追悼する(亡くなった人や悲しい出来事を共同体で記憶する)」「顕彰する(功績を形として残す)」という場面でも使われる。単なる「お祝い(celebrate)」とは異なり、必ずしも喜ばしい出来事である必要はない点がポイント。
2意味一覧
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動詞
(出来事・人物など)を記念する
周年行事や式典を通じて、ある出来事の記憶を社会的に継承・維持するというコアイメージがそのまま「記念する」に対応する。 -
動詞
(犠牲者・歴史的悲劇など)を追悼する・慰霊する
記憶を「共に保つ」というコアは、必ずしも喜ばしい出来事に限らない。戦争犠牲者や災害の被害者を悼む文脈でも頻出し、この場合は「追悼する」と訳すのが自然。 -
動詞
(記念碑・切手などが主語になり)…を記念している・称える
モニュメントや記念品が「記憶を生き続けさせる」役割を担う場合、物が主語になる用法。「このコインはある人物を記念している」のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
celebrateと混同しやすいが、commemorateは悲しい出来事(戦争・災害・死)にも使える。celebrateはポジティブな祝いに限定されるのに対し、commemorateは「記憶を集団で継承する」ニュアンスが強い。
「記念する」という訳に引きずられ、追悼・慰霊の文脈を見落としがち。文脈に応じて「追悼する」「顕彰する」など適切な訳を選ぶことが重要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| celebrate | 喜ばしい出来事を祝う・称えるニュアンスが強く、悲しい追悼の文脈には使えない。commemorateより「お祝い」感が強い。 |
| memorialize | 記念碑や文書などの形で記憶を永続させることに焦点。commemorateより「物に記録・刻む」ニュアンスが強い。 |
| honor | 人物や功績を「称える・敬意を示す」という意味で近いが、必ずしも集団的・儀式的な継承を伴わない。 |
対義語: forget、ignore、overlook
6派生語・関連語
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commemoration
名詞
記念(式)、追悼 -
commemorative
形容詞
記念の(例:a commemorative stamp 記念切手) -
commemoratively
副詞
記念して、追悼して
7コロケーション
- commemorate the anniversary of ~(〜の周年を記念する)
- commemorate the victims of ~(〜の犠牲者を追悼する)
- a commemorative ceremony(記念式典)
8確認テスト
“A candlelight vigil was held to commemorate those who lost their lives in the tragedy.”
① 悲劇で命を失った人々を祝うために
② 悲劇で命を失った人々を記念するために
③ 悲劇で命を失った人々を追悼するために
④ 悲劇で命を失った人々を批判するために
③が正解。「命を失った(犠牲者)」という文脈では「記念する(②)」では違和感があり、「追悼する」が最も自然。commemorateは喜ばしい出来事だけでなく、悲しい出来事や犠牲者に対しても使われる点がポイント。①のcelebrateと混同しないことが重要。
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