obvious
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
obviousの語源はラテン語の「ob-(前に)+via(道)」。つまり「道の前にある」→「見ようとしなくても目の前に立ちふさがっている」がコアイメージ。単に「わかりやすい」ではなく、「どう見ても避けられないほど明らか」というニュアンスが強い。そのため、文脈によっては「あからさまな」「見え見えの」「当たり前すぎる」といった訳が自然になる。「わかる人だけわかる」ではなく、「誰でも気づかざるを得ない」という意味合いを含む点が特徴。ときに「そんなこともわからないの?」という含みをもつこともある。
2意味一覧
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形容詞
明らかな、明白な、すぐわかる
「目の前の道に立ちふさがっている」→隠しようもなく誰の目にも映る状態を指す。認識する努力がほぼ不要であることが肝。 -
形容詞
あからさまな、見え見えの(意図・感情などが)
感情や意図が「丸見えになってしまっている」ニュアンス。本人が隠そうとしているかどうかに関わらず、周囲には筒抜けという場面で使われる。 -
形容詞
当たり前すぎる、ひねりのない
「誰でも思いつくほど目の前にある」→ 発想や回答が陳腐・平凡という批判的ニュアンスで用いられることもある。
3例文
4よくある間違い・注意点
clear・plain・evidentと混同しやすいが、obviousは「考えるまでもなく誰の目にも丸見え」というニュアンスが最も強い。evidentは証拠・事実から論理的に導かれる明確さ、clearは混乱や曖昧さがない透明感、plainは飾りや複雑さがなくシンプルにわかる感じ。obviousは場合によって「見え見えで恥ずかしい」「当たり前すぎる」という批判的な含みを持つことがあるため、褒め言葉にはなりにくい点に注意。
「It is obvious that …」の構文は頻出。thatの後には主語+動詞の文が来るため、「It is obvious the answer.」のような名詞直置きは誤り。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| evident | 証拠や状況から論理的・客観的に明らかという知的なニュアンス。obviousより書き言葉的で格式が高く、「丸見え」感は弱い。 |
| clear | 曖昧さや混乱がなく透明にわかる感じ。obviousほど「誰でも気づく」という強制力はなく、中立的で使いやすい。 |
| apparent | 「見た目上は明らかな」というニュアンスで、実際には違う可能性を残す。obvious は実際に明らかであることを含意する点で異なる。 |
| plain | 装飾や複雑さがなくシンプルにわかる感じ。「plain English(平易な英語)」のように「飾らない・ストレート」のニュアンスを持ち、obviousの「丸見え」感とは異なる。 |
対義語: subtle、obscure、hidden、ambiguous
6派生語・関連語
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obviously
副詞
明らかに、当然ながら(文全体を修飾して「言うまでもなく」の意でも使う)
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obviousness
名詞
明白さ、見え見えであること
7コロケーション
- it is obvious that … (〜であることは明らかだ)
- state the obvious (当たり前のことを言う)
- obvious reason / obvious answer (明らかな理由 / 自明の答え)
8確認テスト
“He was trying to look calm, but his nervousness was obvious to everyone in the room.”
① 彼の緊張は部屋の全員には伝わらなかった
② 彼の緊張は部屋の全員の目に丸見えだった
③ 彼の緊張は部屋の全員には少し不思議に見えた
④ 彼の緊張は部屋の全員には明確に説明された
② 「丸見えだった」が正解。obviousのコアイメージは「目の前に立ちふさがるほど見え見え」。本人は隠そうとしているのに、周囲には完全に筒抜けという状況がまさにこのイメージ通り。①は意味が逆、③はニュアンスがずれ、④は「説明された」という能動的行為になってしまい不自然。
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