biography
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
biographyはギリシャ語の「bios(命・人生)」+「graphein(書く)」が語源。つまり「ある人物の人生を書いた作品」がコアイメージ。重要なのは「他者が書く」という点で、自分自身の人生を書いたautobiography(自伝)と対比される。単なる出来事の羅列ではなく、一人の人物の生涯全体を時系列でまとめた書物・作品を指す。転じて「経歴・生い立ち情報」という意味でも使われることがある。bio-という接頭辞は「生命・生き物」を表し、biology(生物学)やbiodegradable(生分解性の)などにも共通するコアがある。
2意味一覧
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名
伝記(他者の人生を書いた作品)
「他者の人生を書く」というコアイメージがそのまま「伝記」という訳になる。本・映画・ドキュメンタリーなど様々な媒体の「伝記作品」を指す。 -
名
(人物の)経歴・生い立ち
「人生を書き記したもの」というコアから転じて、履歴書や紹介文に書かれた人物の「経歴情報」そのものを指す用法。特にウェブサイトのプロフィール欄などで「bio」と略されてよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
biographyとautobiographyの混同に注意。biographyは「他者が書いた伝記」、autobiographyは「本人が書いた自伝」。auto-は「自分自身」を意味する接頭辞(automobile=自動車)。試験では両者を区別する問題が出ることがある。
発音のアクセント位置に注意。bɑɪ-ΆG-rə-fiのように第2音節にアクセントがある(biΌgraphy)。biOlogy(バイオロジー)と混同してアクセントを間違えやすい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| autobiography | 本人が自ら書いた「自伝」。biographyは第三者が書く点が根本的な違い。 |
| memoir | 自分の記憶・体験を中心に書いた回顧録。一人称で書かれることが多く、人生全体を網羅するbiographyより主観的・断片的なことが多い。 |
| profile | 人物の特徴や経歴を簡潔にまとめた紹介文。biographyよりも短く、全体像よりも特定の側面に焦点を当てる。 |
対義語: fiction、autobiography(視点が逆)
6派生語・関連語
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biographer
名
伝記作家・伝記を書く人 -
biographical
形
伝記の・伝記に関する(例:biographical film=伝記映画) -
bio
名(略語)
伝記・略歴・プロフィール(特にSNSやウェブサイトで頻出)
7コロケーション
- write a biography of 〜(〜の伝記を書く)
- authorized biography(公認伝記/本人の許可を得て書かれた伝記)
- biographical film / biopic(伝記映画)
8確認テスト
“The director’s latest work is a biographical film about a jazz musician who overcame poverty to become a legend.”
① 架空の物語を元にした映画
② ある人物の実際の生涯を描いた映画
③ 音楽のドキュメンタリー映画
④ 監督自身の体験を描いた映画
② ある人物の実際の生涯を描いた映画。biographicalはbiographyの形容詞形で「伝記の・実在の人物の生涯を描いた」という意味。実在するジャズミュージシャンの生涯を映画化したものであり、架空の物語(①)や監督自身の話(④)ではない。ドキュメンタリー(③)とも異なり、biographicalは実在人物を題材にした再現・劇映画(biopic)に使われることが多い。
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