anthropology
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
anthropologyは、ギリシャ語の「anthropos(人間)」+「logos(学問・理性)」から成る言葉。単なる「人の研究」ではなく、人間という存在を生物学的起源・文化・社会・言語・歴史など多角的・総合的に探究する学問を指す。「人間とは何か」という根本的な問いに向き合うイメージが核心にある。生物人類学・文化人類学・言語人類学・考古学という4つの分野にまたがり、比較・フィールドワークを重視する点が特徴的。この「人間全体を包括的に見つめる」というコアイメージを押さえると、派生語や関連表現への理解も深まる。
2意味一覧
-
名
人類学
「人間(anthropo-)を学問的に探究する(-logy)」というコアイメージそのもの。人類の起源・進化・文化・社会構造を包括的に研究する学問全体を指す。 -
名
(特に)文化人類学・社会人類学
英語圏の大学では anthropology が「文化人類学」の意味で使われることが多い。文脈によって「生物人類学」ではなく「文化・社会・習慣の比較研究」を指す場合があるため、文脈から判断する必要がある。
3例文
4よくある間違い・注意点
「人類学=歴史学・考古学」と混同しがちだが、anthropologyは現在の人間の文化・社会・行動を比較研究することも含む幅広い学問。archaeology(考古学)はanthropologyの一分野として扱われる(特に米国)が、別の学問として独立している場合も多い。
日本語の「人類学」は生物人類学のイメージが強いが、英語のanthropologyは文化・社会的側面(cultural/social anthropology)を中心に語られることも多い。文脈に応じてどちらの意味かを判断すること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ethnology | 民族学。異なる民族や文化グループを比較研究する点でanthropologyと重なるが、より「民族間の比較」に限定された古い用語。現在はanthropologyに統合されつつある。 |
| sociology | 社会学。現代社会の構造・集団・制度を研究する点でanthropologyと近いが、sociologyは主に近代社会を対象とし、anthropologyは非西洋・小規模社会のフィールドワークを重視する点が異なる。 |
| archaeology | 考古学。過去の遺物・遺跡から人類の歴史を探る点でanthropologyと関連するが、archaeologyは主に物的証拠に基づく過去の研究に特化している。 |
6派生語・関連語
-
anthropologist
名
人類学者
-
anthropological
形
人類学的な -
anthropologically
副
人類学的に -
anthropomorphism
名
擬人化(人間の特性を他のものに投影すること)
7コロケーション
- cultural anthropology(文化人類学)
- physical / biological anthropology(自然人類学・生物人類学)
- study / major in anthropology(人類学を学ぶ・専攻する)
8確認テスト
“Her work in anthropology took her to remote villages in Papua New Guinea, where she documented local rituals and kinship systems.”
① 考古学 ② 文化人類学 ③ 生物学 ④ 比較言語学
② 文化人類学。「遠隔地の村でフィールドワークを行い、地域の儀礼や親族構造を記録した」という文脈は、文化・社会の比較研究を行う文化人類学の典型的な研究スタイルを示している。anthropologyのコアである「人間という存在を包括的に探る」姿勢が、ここでは文化・社会的側面に向けられている。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。