challenge
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
challengeの根底にあるのは「相手や状況に正面から立ち向かい、試す・問い直す」というイメージです。中世の騎士が「戦いを申し込む」場面を想像してみてください。ただ受け身に向き合うのではなく、自ら能動的に「これでどうだ」と突きつける感覚です。人に挑戦する場面だけでなく、権威ある意見や既成概念に「本当にそれで正しいのか?」と問い直す(異議を唱える)行為も、同じく「正面から立ち向かう」動作です。名詞では「立ち向かうべき困難な課題」という意味になりますが、これも「乗り越えてみろ」と問いかけてくる壁のイメージです。
2意味一覧
-
動
〜に挑む、立ち向かう
相手に正面から「やってみろ」と迫るのがコアイメージ。勝負・競争を申し込む場面に使われる。 -
動
〜に異議を唱える、疑問を呈する
権威・意見・前提に「本当にそれで正しいのか?」と正面から問い直す行為も同じ「立ち向かう」の発想。 -
動
(番人などが)〜に立ち止まって名を名乗るよう要求する
これも「誰だ、止まれ」と正面から迫る行為であり、コアイメージと一致する。警備・軍事文脈で頻出。 -
名
挑戦、難題、やりがいのある課題
「正面から立ち向かうべき困難な壁」のこと。a challengeと言うと、困難だが乗り越える価値のある課題というポジティブなニュアンスも含む。 -
名
異議申し立て、疑問の提起
既成の考えや決定に正面から問いを突きつけること。法律・学術・議論の場でも多用される。
3例文
4よくある間違い・注意点
「challenge」は単に「難しい」という意味ではなく、「立ち向かう価値のある困難」というポジティブな含意を持つ。「a challenge」と言うと「大変だが乗り越えてみせる課題」というニュアンスになり、ただの「問題(problem)」とは違う。
challenge someone to do〜(〜するよう誰かに挑む)という構文を忘れがち。例:She challenged him to prove his theory.(彼女は彼に理論を証明してみせるよう挑んだ。)
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| defy | 権力・命令・危険に対して「反抗・無視する」ニュアンスが強く、challengeより敵対的・反抗的。challengeは問いかけや申し込みのイメージ。 |
| confront | 問題や人物に「直接向き合う、対峙する」意味で、challengeより「目の前に立ちはだかる」静的なイメージ。challengeは能動的に「仕掛ける」ニュアンスが強い。 |
| question | 「疑問を持つ、疑う」という知的・穏やかな問いかけ。challengeは「真っ向から問い直す」ため、questionより対立度が高い。 |
対義語: accept、submit、comply
6派生語・関連語
-
challenger
名
挑戦者 -
challenging
形
やりがいのある、難しいが刺激的な
-
unchallenged
形
異議を唱えられない、誰にも挑まれていない
7コロケーション
- face a challenge(難題に直面する)
- challenge the authority(権威に異議を唱える)
- a challenging task(やりがいのある課題)
8確認テスト
The lawyer challenged the reliability of the witness’s testimony in court.
① 証人の証言の信頼性に挑戦した
② 証人の証言の信頼性に異議を唱えた
③ 証人の証言の信頼性を要求した
④ 証人の証言の信頼性を受け入れた
②が正解。法廷という場で「証言が本当に正しいのか?」と正面から問い直しているのがこの文脈でのchallengeの意味。①「挑戦した」では日本語として不自然で意味が通りにくい。③「要求した」はdemandに近い別の意味。④は意味が逆。challengeのコアイメージ「正面から立ち向かい問い直す」が「異議を唱える」という訳に最もフィットする場面。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。