fever
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
feverのコアイメージは「通常の状態を超えた異常な高まり・熱さ」である。体温が正常値を超えて上昇する「発熱」が原義だが、そこから転じて、心や感情が通常を超えて「熱狂・興奮」している状態にも使われる。重要なのは、どちらの用法も「コントロールを超えた、抑えきれない熱の高まり」という共通イメージを持つ点だ。体の病気としての熱も、群衆の熱狂も、どちらも「平常を超えた異常な高温状態」として捉えられている。また「〜熱」と複合語を作ることも多く、yellow fever(黄熱病)やspring fever(春の浮かれ気分)のように、特定の原因による熱状態を指す。
2意味一覧
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名
熱、発熱(体温の異常な上昇)
体温が正常値を超えて「熱く燃え上がる」状態がそのまま医学的な「発熱」に対応する、コアイメージに最も直結した意味。 -
名
熱狂、興奮(感情が高まった状態)
体の熱が通常を超えるように、感情や興奮が通常の水準を超えて「燃え上がっている」状態を指す。「〜熱」と訳すことも多い。 -
名
〜病(特定の熱を伴う感染症)
yellow fever(黄熱病)、hay fever(花粉症)のように、発熱を特徴とする特定の病気の名称に使われる。見落とされがちだが入試頻出の用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
hay feverは「花粉症」を指すが、直訳すると「干し草の熱」となり意味が取りにくい。fever が「〜病、〜症」という意味で複合語を形成することを覚えておくと訳しやすい。
「熱狂」の意味では enthusiasm や passion と混同しがちだが、feverは「平常を超えた、やや制御不能な熱狂状態」に独特のニュアンスがある。冷静な「情熱」にはpassionが自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| temperature | 単に「体温・温度」を指す中立的な語。高いか低いかを問わない。feverは「異常に高い状態=発熱」に特化している。 |
| enthusiasm | ある物事への積極的な「熱意・情熱」で、安定した前向きな感情。feverは一時的・爆発的な「熱狂」で、コントロールが難しいニュアンスを含む。 |
| frenzy | より激しく、ほぼパニックに近い「狂乱・興奮」状態。feverより混乱や無秩序のニュアンスが強い。 |
対義語: chill(悪寒)、calm(冷静)
6派生語・関連語
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feverish
形
熱のある;熱狂的な、興奮した -
feverishly
副
熱狂的に、躍起になって
7コロケーション
- have a fever(熱がある)
- run a fever(熱を出している)
- gold fever / soccer fever(ゴールドラッシュ熱 / サッカー熱)
8確認テスト
「The city was swept by Olympic fever as the games approached.」
① 大会が近づくにつれ、その都市は高熱に見舞われた。
② 大会が近づくにつれ、その都市はオリンピック熱に沸き立った。
③ 大会が近づくにつれ、その都市はオリンピックの発熱に悩まされた。
④ 大会が近づくにつれ、その都市はオリンピックに無関心になった。
②が正解。swept(一気に広まった)という動詞と組み合わさり、都市全体が「抑えきれない熱狂状態」に包まれているという意味。feverのコアイメージ「通常を超えた熱の高まり」が「〜熱・熱狂」として現れる典型的な用法。①③は医学的な「発熱」と誤解した訳、④は反対の意味であり不適切。
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