hole
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
holeのコアイメージは「本来そこにあるべき何かが存在せず、空洞・空白が生じている状態」です。物理的な穴(地面の穴、壁の穴)はその最もわかりやすい表れですが、このイメージは抽象領域にも広がります。論理の「穴」(欠陥・矛盾)は、議論が本来持つべき一貫性や根拠が欠けている箇所のことです。さらに「どん底の状況」「苦境」という意味でも使われ、これも「人生において満たされるべき安定や豊かさが欠けている」というイメージと一致します。穴は内側から見れば「閉じ込められた空間」でもあるため、そこから「窮地・抜け出せない状況」というニュアンスも生まれます。
2意味一覧
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名
穴、孔
物質の中に「あるべき中身が欠けた空洞」が生じている状態。最も直接的なコアイメージの具現化。 -
名
欠陥、欠点、抜け穴(論理・計画・法律などの)
議論や計画が本来持つべき完全性・一貫性が「欠けている部分」であり、そこを突かれると全体が崩れる。 -
名
苦境、窮地、どん底(口語)
人が本来あるべき安定した状態が失われ、そこから抜け出せない「穴の中に落ちた」状態を指す。 -
名
(ゴルフの)ホール
ボールを入れるべき「穴」そのもの。スポーツ用語として定着しているが、コアイメージと完全に一致する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「欠陥・欠点」の意味で使うとき、faultやdefectと混同しがち。holeは「本来あるべきものが抜けている空白」のイメージが強く、議論・計画・法律など論理的な不備を指すのに特に適している。faultは「誤り・落ち度」、defectは「製品・機能の不具合」というニュアンスが強い。
hole in oneという表現はゴルフの「ホールインワン」のことだが、これを「一つの穴」と直訳しないよう注意。また、make a hole in~で「(お金・食料などを)大幅に減らす」という慣用的用法も頻出。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| gap | gapは「二つのものの間に生じた隙間・断絶」のイメージ。holeが閉じた空間の中の欠落なのに対し、gapは二点間の距離や差を強調する。 |
| pit | pitは地面を掘った深い穴・くぼみを指し、深さや危険性が強調される。holeより具体的・物理的なニュアンスが強い。 |
| flaw | flawは物・人・計画などの「欠陥・傷」を指し、hole in an argumentのholeに近い意味で使えるが、flawは傷そのものに焦点があり、「空洞・抜け穴」というイメージはない。 |
対義語: whole(完全なもの)、solid(中身が詰まった状態)
6派生語・関連語
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holey
形
穴だらけの -
pothole
名
道路のくぼみ・陥没 -
loophole
名
(法律・規則の)抜け穴、逃げ道 -
manhole
名
マンホール
7コロケーション
- dig a hole(穴を掘る)
- a hole in one’s argument / plan(議論・計画の欠陥・穴)
- be in a hole(苦境に立っている)
8確認テスト
「The lawyer found a hole in the contract that could save her client.」
① 穴(物理的な孔)
② 欠陥・抜け穴
③ ゴルフのホール
④ 苦境・窮地
② 欠陥・抜け穴。contractは「契約書」であり、弁護士がそこにholeを見つけたということは、契約書の論理や条項に「本来あるべき条件が欠けている部分=抜け穴」を発見したということ。これはholeのコアイメージ(あるべきものが欠けた空白)が法律・論理の領域で使われた典型例。
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