omission の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

omission

/oʊmíʃən/
【名】省略、見落とし、怠慢

重要度
2/23
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。

1コアイメージ

omission の核心
「あるべきものが「抜け落ちている」状態」

omission のコアイメージは「本来そこにあるべきものが意図的または不注意によって欠落している」こと。語源はラテン語の omittere(ob- 向かって + mittere 送る → 送り出してしまう=手放す・除外する)。つまり「手元に置いておくべきものを手放してしまった結果生じた空白」が本質。文書やリストの項目が「抜けている(省略)」場合も、注意が行き届かず「見落とし」になった場合も、義務や責任を果たさないという「怠慢・不作為」も、すべて「本来あるべきものの欠落」というひとつの根っこからつながっている。

2意味一覧

  • 名詞
    省略・削除(意図的に何かを除外すること)
    文書・リスト・発言の中で「本来入れるべき要素を抜き取った」状態がコアイメージに直結する。
  • 名詞
    見落とし・脱漏(不注意による欠落)
    意図せず「あるべきものが抜け落ちてしまった」結果であり、コアイメージの不注意バージョン。
  • 名詞
    不作為・怠慢(義務・行動をしないこと)
    「すべきことをしない=行動が欠落している」状態であり、行為レベルでのコアイメージの表れ。法律や倫理文脈でよく使われる。
  • 名詞
    (法律)不作為罪・罪としての怠慢
    法律用語として crime of omission(不作為犯)のように使われる。「義務の欠落」が法的責任を生む文脈での用法で、見落とされがちだが重要。

3例文

There was an omission of several key paragraphs in the published version of the report.
報告書の出版版には、重要な段落がいくつか省略されていた。
意図的な「削除・省略」としてのコアイメージ
The nurse’s omission of the patient’s allergy information led to a serious accident.
看護師がアレルギー情報を見落としたことが、深刻な事故につながった。
不注意による「見落とし・脱漏」としてのコアイメージ
He was punished due to omission of duty.
彼は職務怠慢(不作為)で処罰された。
行動の「欠落=怠慢・不作為」としてのコアイメージ

4よくある間違い・注意点

ここに注意

「省略」と聞いて abbreviation(略語化)や ellipsis(文法的省略)と混同しやすいが、omission は「本来あるべきものが欠けている」という否定的ニュアンスが強く、単なる「短縮」とは異なる。abbreviation は正式な簡略化を指し、価値中立的。

omission は「しないこと」を指す名詞なので、commission(行為・実行)と対になる語として法律・倫理文脈で頻出。act of omission vs. act of commission のセットで覚えておくと理解が深まる。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
exclusion 意図的に「外に出す・締め出す」行為そのものに焦点。omission が「欠落した状態」なのに対し、exclusion は「排除する能動的プロセス」を強調する。
oversight 不注意による「見落とし」の意味では近いが、oversight は「うっかりミス」のニュアンスが強く、怠慢や不作為の意味は持たない。
neglect 義務を果たさない「怠慢」の意味では重なるが、neglect は継続的・習慣的な放置を含意し、omission より感情的・道義的批判のトーンが強い。
deletion テキストや記録からの「削除」に特化した語。omission より機械的・技術的なニュアンスで、文章編集やデータ処理の文脈に限られることが多い。

対義語: inclusion、commission、addition

6派生語・関連語

7コロケーション

  • omission of duty(職務怠慢・義務の不履行)
  • by omission(省略によって、不作為によって)
  • act of omission(不作為行為)

8確認テスト

次の英文の下線部 omission の意味として最も自然な日本語訳はどれか。

“The lawyer argued that his client’s liability arose not from any wrongful act, but from an omission to take reasonable precautions.”

①省略 ②見落とし ③不作為(すべき行動をしなかったこと) ④怠慢な態度

▶ クリックして解答を表示
③不作為(すべき行動をしなかったこと)。法律文脈で liability(法的責任)と組み合わせて使われており、「合理的な予防措置を講じなかった=行動の欠落」が問われている。ここでの omission は「意図的または過失による行為の欠落」、すなわち法的な「不作為」を指す。①の「省略」は文書・言語レベル、②の「見落とし」は知覚レベルの話であり文脈に合わない。④の「怠慢な態度」は態度(attitude)の話になってしまい、法的な行為の有無を問うニュアンスとはずれる。


VENN4000 書影

23冊の英単語帳を1冊に。

「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *