persist
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
persistの語源はラテン語のpersistere(per-「完全に・貫いて」+sistere「立つ・とどまる」)。つまり「何があっても立ち続ける」というイメージが根底にある。外部からの圧力・反対・困難があっても、その場に踏みとどまって動じない感覚だ。人が主語のときは「頑として〜し続ける」という強い意志のニュアンスが出て「固執する・主張し続ける」となり、状況・現象が主語のときは「なかなか消えずに続いている」という持続のニュアンスが出て「(問題・症状などが)続く・残存する」となる。どちらの用法も「なくならずそこに在り続ける」という一本のコアイメージでつながっている。
2意味一覧
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動詞
(反対・困難にもかかわらず)主張し続ける、固執する
人が外部の圧力に屈せずその場に「立ち続ける」イメージから、自分の意見や行動をやめずに貫く「固執・主張し続ける」という意味になる。 -
動詞
(問題・状況・症状などが)続く、持続する、なかなか消えない
現象や状態が「消えずにそこに居続ける」コアイメージから、症状・悪天候・問題などが「依然として続いている」という意味になる。受験生に見落とされがちな重要用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「persist in doing」と「persist with 名詞」の形に注意。前置詞を間違えやすい。’persist to do’とは言わないのが原則で、「〜し続ける」は’persist in doing’が基本形。
日本人はpersistを「主張する」だけで覚えがちだが、現象・症状・問題が主語になって「(なかなか)続く・消えない」という意味でも頻出。The problem persists.「問題が依然として続いている」のような用法を見落とさないこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| insist | 「主張する」の意味が重なるが、insistは「〜だと強く断言する・要求する」という発言行為に焦点。persistは発言だけでなく行動も含め「やめずに続ける」点が異なる。 |
| persevere | 「困難に耐えて努力し続ける」という点は近いが、persevereは苦労・忍耐のニュアンスが強くポジティブな文脈で使われやすい。persistは良い意味にも悪い意味(頑固・しつこい)にも使われる。 |
| continue | 「続く・続ける」の意味は重なるが、continueは単純に動作・状態が途切れないことを指す中立語。persistは「障害があるのに続く」という抵抗感・粘り強さのニュアンスを含む。 |
対義語: give up、cease、desist
6派生語・関連語
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persistence
名詞
固執、持続性、粘り強さ -
persistent
形容詞
しつこい、持続する、根強い(persistent cough「なかなか治らない咳」)
-
persistently
副詞
執拗に、根強く、しつこく
7コロケーション
- persist in doing(〜し続ける、〜にこだわり続ける)
- persist with 名詞(〜を粘り強く続ける)
- problems / symptoms persist(問題・症状が続く・なかなか消えない)
8確認テスト
“Despite the doctor’s advice, the patient’s symptoms persisted for over a week.”
① 患者の症状が1週間以上主張し続けた
② 患者の症状が1週間以上続いた
③ 患者が1週間以上症状を訴えた
④ 患者の症状が1週間以上悪化した
②。この文では症状(symptoms)が主語になっており、「障害があっても消えずにそこに在り続ける」というpersistのコアイメージが「症状が(なかなか治らず)続く」という意味で現れている。①は人ではなく症状が主語なので不自然、③は主語の訳が変わっており誤り、④は「悪化」というニュアンスはpersistにはない。
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