rival
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
rivalの語源はラテン語の「rivalis」で、「同じ川(rivus)を使う者」が原義です。同じ水源を巡って争う人々のイメージから、「同じ目標・地位・資源を争う存在」というコアイメージが生まれました。日本語の「ライバル」はほぼこの語から来ています。単なる「敵」ではなく、同じ土俵に立つ対等な競争相手というニュアンスが重要です。そのため、相手への敬意や親近感を含む場合もあり、友人でありながらライバルという関係が成立します。動詞・形容詞としても使われ、「〜に匹敵する」「競争相手の」という意味に展開します。
2意味一覧
-
名詞
好敵手、ライバル、競争相手
同じ目標・地位を争う対等な存在というコアイメージがそのまま名詞化したもの。単なる敵ではなく「互いを高め合う競争相手」のニュアンスを持つ。 -
動詞
〜に匹敵する、〜と肩を並べる
「同じ水準で争える存在になる」というイメージから、「同等である・劣らない」という意味に展開する。特に能力・品質・規模などを比較する文脈で使われる。 -
形容詞
競争相手の、対抗する
同じ目標を争うという関係性を修飾語として表したもの。「rival company(競合他社)」のように、直接対立する関係にあることを示す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「enemy(敵)」と混同しないこと。rivalは対等な立場で同じ目標を争う存在であり、感情的な憎しみや対立よりも競争・切磋琢磨のニュアンスが強い。enemyは単純な「敵・仇」。
動詞としての用法を見落としがち。’Nothing rivals this.’(これに匹敵するものはない)のように使えることを覚えておくと読解力が上がる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| competitor | ビジネス・競技など特定の場面での競争者を指す中立的な語。rivalほど「対等な好敵手」という感情的なニュアンスは薄い。 |
| opponent | 試合・議論・選挙などで直接対面して争う相手。rivalより一時的・局面的な対立関係を指すことが多い。 |
| adversary | 敵対関係がより強調される語で、対立・闘争のニュアンスが強い。rivalのような「高め合う」雰囲気は薄い。 |
対義語: ally(味方)、partner(パートナー)、supporter(支持者)
6派生語・関連語
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rivalry
名詞
競争関係、ライバル関係、対抗意識 -
rivaled / rivalling
動詞(活用形)
〜に匹敵した / 〜に匹敵すること -
unrivaled
形容詞
比類のない、無敵の(匹敵するライバルが存在しないの意)
7コロケーション
- bitter rival(宿敵、激しいライバル)
- rival company / rival team(競合他社 / ライバルチーム)
- rival for 〜(〜をめぐる競争相手)
8確認テスト
“Her talent as a pianist rivals that of the greatest professionals in the world.”
① 彼女のピアニストとしての才能は世界最高峰のプロたちに挑戦している。
② 彼女のピアニストとしての才能は世界最高峰のプロたちに匹敵する。
③ 彼女のピアニストとしての才能は世界最高峰のプロたちを超えている。
④ 彼女のピアニストとしての才能は世界最高峰のプロたちに嫉妬している。
②。rivalが動詞として使われており、「同じ水準の土俵に立つ=匹敵する」というコアイメージを表している。①の「挑戦する」はchallengeのニュアンス、③の「超える」はsurpassに近く、いずれもrivalより一段上の意味になってしまう。④は完全に誤り。
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