shrug
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
shrugのコアイメージは「肩を持ち上げてすぼめる」という身体動作そのものです。この動作は「知らない」「どうでもいい」「どうしようもない」「仕方ない」といった、積極的な意思や関心を示さない心理状態を身体で表現するものです。英語圏では日本よりもはるかに日常的なジェスチャーであり、言葉を補う、あるいは言葉の代わりに使われます。重要なのは、単に「わからない」という知的な不確かさだけでなく、「気にしていない」「責任を持ちたくない」「どうにもならない」といった感情的・意志的な距離感も含む点です。名詞としても使われ、「一回の肩すくめ」という動作そのものを指します。
2意味一覧
-
動詞
(無関心・不確かさ・あきらめを示すために)肩をすくめる
コアイメージである「肩を持ち上げてすぼめる身体動作」そのもの。「知らない」「どうでもいい」「仕方ない」など複数の感情を一つの動作で示す。 -
名詞
肩をすくめること・肩すくめの動作
動詞と同じ身体動作をモノとして指す用法。「with a shrug(肩をすくめながら)」のように副詞的に使われることも多い。 -
名詞
(ファッション)ショート丈の羽織り・ショラグ(肩や腕を覆う短いカーディガン)
肩や上腕にフィットしてすぼまる形状が、肩をすくめたときのシルエットに似ていることから転じた意味。ファッション用語としての用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
shrugは単なる「肩をすくめる」という動作説明ではなく、「無関心・あきらめ・不確かさ」といった感情が必ずセットになっています。日本語の肩をすくめる動作(寒い・おびえる)とはニュアンスが異なるため注意が必要です。
shrug off(~を軽く受け流す・無視する)というイディオムは頻出ですが、shrug単体と混同して「肩をすくめてその場を去る」のような誤訳をしないよう注意しましょう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| dismiss | 言葉や態度で「退ける・無視する」意味で、身体動作を伴わない抽象的な拒絶。shrugよりも意図的・能動的なニュアンスが強い。 |
| shrug off | shrugの派生イディオム。単なる動作ではなく「(批判・困難などを)意に介さず流す」という心理的行為を指す。 |
| brush off | 「ぞんざいに払いのける」イメージで、相手を軽視・無視する場合に使う。shrugより積極的に相手を突き放す感がある。 |
対義語: react strongly、take seriously
6派生語・関連語
-
shrug off
句動詞
(批判・困難などを)軽く受け流す、意に介さない -
a shrug of the shoulders
名詞句
(両)肩をすくめるしぐさ(強調表現)
7コロケーション
- shrug one’s shoulders(肩をすくめる)
- shrug off criticism / shrug off a defeat(批判・敗北を軽く受け流す)
- with a shrug(肩をすくめながら・肩をすくめて)
8確認テスト
“Did you study for the exam?” Tom just shrugged.
① トムは試験のことを心配そうにうなずいた。
② トムはただ肩をすくめた(=「さあ」「どうでもいい」という態度を見せた)。
③ トムは大きくため息をついた。
④ トムは怒って首を横に振った。
② 正解。shrugは「無関心・不確かさ・あきらめ」を身体で示す動作であり、この文脈では「勉強したかどうか」に対してはっきり答えず、「さあ」「別に」「どうでもいい」といった投げやりな態度を表している。①③④はいずれもshrugのコアイメージ(無関心・距離感)から外れている。
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