triumph
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
triumphのコアイメージは「困難や強敵を乗り越えた末に勝ち取った、喜びをともなう輝かしい勝利・成功」です。古代ローマでは将軍が戦勝後に行う凱旋行進を「triumphus」と呼び、街中で喝采を受けながら誇らしく行進するその光景が語源です。単に勝ったという事実だけでなく、そこに伴う「高揚感・誇らしさ・歓喜」が必ず含まれます。また動詞としても使われ「勝利を収める・成功する」を意味しますが、その際も内なる感情の高まりが核にあります。winやsuccessと違い、triumphには「困難があったからこそ輝く」という劇的なニュアンスが強く、規模の大きさと感情的昂揚感がセットになっているのが特徴です。
2意味一覧
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名詞
(困難を乗り越えた)輝かしい勝利・大成功
凱旋行進のコアイメージから、単なる「勝ち」ではなく「周囲に誇示できる晴れがましい大勝利」というニュアンスが生まれる。 -
名詞
(勝利・成功がもたらす)勝利感・歓喜・達成感
凱旋の喜びという感情面を前面に出した用法で、「a shout of triumph(勝どきの叫び)」のように感情そのものを指す。 -
動詞
勝利を収める・成功を勝ち取る(over〜:〜に打ち勝つ)
名詞の「輝かしい勝利」を動作として表現したもので、triumph over adversity(逆境に打ち勝つ)のようにover以下に克服対象を置くのが典型的な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
triumphantとtriumphalの混同に注意。triumphant(凱旋した、勝ち誇った)は人の感情や態度に使い(a triumphant smile)、triumphal(凱旋の、勝利を祝う)は行事・建造物など形式的なものに使う(a triumphal arch=凱旋門)。
「triumph」は単純な「勝ち・成功」ではなく、苦難を乗り越えた大きな達成に使う語。小さな日常的な勝利にはwinやsuccessが自然で、triumphを使うと大げさになることがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| victory | 試合・戦争などで相手に勝つという事実を指す中立的な語。triumphほど感情的昂揚感や困難克服のニュアンスは強くない。 |
| success | 目標の達成を広く指す一般的な語。triumphと違い劇的・感情的な文脈がなくても使える。 |
| conquest | 力や努力による征服・獲得を意味し、対象(領土・困難など)を支配下に置くニュアンスが強い。 |
対義語: defeat、failure
6派生語・関連語
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triumphant
形容詞
勝利を収めた、勝ち誇った(人や表情に使う) -
triumphantly
副詞
勝ち誇って、得意げに -
triumphal
形容詞
凱旋の、勝利を記念する(行事・建造物に使う)
7コロケーション
- a sense of triumph(勝利感・達成感)
- triumph over ~(〜に打ち勝つ)
- return in triumph(凱旋して戻る)
8確認テスト
After years of struggle, her recovery from the illness was seen as a personal triumph.
① 個人的な勝ち負け
② 個人的な輝かしい勝利(達成)
③ 個人的な努力の過程
④ 個人的な大きな失敗
②
「何年もの闘病の末の回復」という文脈から、単なる「勝ち」ではなく長い苦難を乗り越えた末の「輝かしい達成・大きな成功」というtriumphのコアイメージが最も当てはまる。①は勝負という対戦相手が必要でここでは不自然、③は意味が異なる、④は対義語であり不正解。
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