selfish
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
selfishは「self(自分自身)」に形容詞化の接尾辞「-ish」がついた単語で、文字通り「自分自身的な」という構造を持つ。コアイメージは「他者の存在を考慮せず、自分の利益・欲求・快楽だけを優先して行動する」状態。重要なのは、単に「自分のことを大切にする」のではなく、「他者を犠牲にしてでも、あるいは他者への配慮を切り捨てて、自分だけを中心に置く」という負の含意があること。日本語では文脈によって「利己的な」「自分勝手な」「わがままな」「自己中心的な」と訳し分けられるが、すべて「他者への無配慮」というコアイメージから派生している。
2意味一覧
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形容詞
利己的な、自分勝手な
「self(自分)だけ」を優先するコアイメージがそのまま「他者を顧みない利己的な態度」として現れる。強い道徳的批判のニュアンスを含む。 -
形容詞
(欲求・行為などが)私利私欲に基づいた
人そのものだけでなく、行為や動機を修飾して「その行動・判断が自己利益のみを目的としている」という意味でも使われる。例えば selfish motives(私利私欲の動機)のように。
3例文
4よくある間違い・注意点
selfishは単なる「自信家」や「自分を大切にする人」とは異なり、必ず「他者を軽視・無視する」という道徳的批判のニュアンスが含まれる。self-centered(自己中心的)と混同しやすいが、selfishは特に利益・欲求の独占に焦点があるのに対し、self-centeredは「思考・関心の軸が常に自分」という広いニュアンス。
日本語の「わがまま」は子どもっぽい甘えのイメージが強いが、selfishは大人に対しても使う本格的な道徳的批判の言葉であることに注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| self-centered | 思考や関心が常に自分に向いている「自己中心性」を指し、利益の独占より「視野の狭さ」に焦点がある。selfishほど強い道徳的批判は含まない場合もある。 |
| greedy | 「貪欲な・強欲な」という意味で、欲しがる量・程度の過剰さに焦点がある。selfishが「他者への無配慮」を軸にするのに対し、greedyは「際限ない欲求」が軸。 |
| inconsiderate | 「思いやりのない・配慮のない」という意味で、他者への無配慮はselfishと共通するが、必ずしも自己利益を目的とした行動とは限らない点が異なる。 |
対義語: selfless、altruistic、generous、considerate
6派生語・関連語
-
selfishly
副詞
利己的に、自分勝手に -
selfishness
名詞
利己主義、自己中心性 -
unselfish
形容詞
利己的でない、思いやりのある -
selfless
形容詞
無私の、自己犠牲的な(selfishの対義語として最も強い語)
7コロケーション
- selfish motives(私利私欲の動機)
- purely selfish(純粋に利己的な)
- selfish behavior / selfish act(自分勝手な行動 / 利己的な行為)
8確認テスト
“Some critics argued that the company’s donation was a selfish move to improve its public image rather than genuine charity.”
① わがままな
② 利己的な
③ 貪欲な
④ 自信過剰な
② 利己的な。この文脈では「寄付という行為の動機が、本当の慈善ではなく自社イメージ向上という自己利益にある」という批判であり、行為・判断の動機を修飾するselfishの用法。①「わがまま」は子どもっぽいニュアンスで不自然、③「貪欲」はgreedyの訳語で過剰な欲求を意味しここでは的外れ、④は全く意味が異なる。
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