exhibit
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
exhibitのコアイメージは「内側にあるものを意図的に外へ引き出し、他者の目に触れさせる」こと。ラテン語のexhibere(ex-「外へ」+ habere「持つ」)に由来し、「外へ持ち出す」が原義。美術品を展示するのも、感情や症状を「表に出す」のも、すべてこの「内→外」の方向性が共通している。重要なのは、偶然見えてしまうのではなく、何らかの意図や結果として「表に現れる」という点。だから単なる「見せる」ではなく、「(本来見えないものが)外に出て示される」という感覚が根底にある。
2意味一覧
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動詞
展示する、陳列する
作品や物品を「内部(倉庫・収蔵庫)から外へ引き出して」人々の目に見えるように配置するイメージ。最も典型的な使い方。 -
動詞
(感情・能力・症状などを)示す、表す
内面にある感情や性質が「外に出て」他者に見えるようになる状態。「展示する」と全く同じ構造で、対象が物から抽象的なものになったにすぎない。 -
名詞
展示物、展示品;(法廷での)証拠物件
「外に出して見せるもの」がそのまま名詞化したもの。法廷では陪審員に「外に出して提示するもの」=証拠品を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「展示する」という訳に引きずられ、感情・症状・能力などの抽象的なものを主語・目的語にとる用法を見落としやすい。「exhibit signs of stress(ストレスの兆候を示す)」のような表現が読めなくなるので注意。
displayと混同されやすいが、exhibitは「意図的・公式に外へ出す」ニュアンスが強く、美術館や法廷など格式ある文脈で使われることが多い。displayはより日常的・視覚的な「見せる」に使う。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| display | 視覚的に「並べて見せる」日常的な語。ショーウィンドウや画面など、より広くカジュアルな場面で使える。exhibitほどの「公式に引き出す」感はない。 |
| show | 最も一般的な「見せる」。意図の強さやフォーマル度はexhibitより低く、あらゆる文脈で使える汎用語。 |
| demonstrate | 「実演・証明して見せる」。手順や証拠を示すことで理解させようとする意図が強く、「説得」のニュアンスが加わる。 |
| manifest | 「明白に現れる」。内面が外に出るという点でexhibitに近いが、より「おのずと現れ出る」自然な顕現のニュアンスがある。 |
対義語: conceal、hide
6派生語・関連語
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exhibition
名詞
展覧会、展示会;(感情などの)表出
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exhibitor
名詞
出展者、展示者 -
exhibitionism
名詞
目立ちたがり症;露出症
7コロケーション
- exhibit signs/symptoms of ~(〜の兆候・症状を示す)
- exhibit a tendency to ~(〜する傾向を示す)
- be exhibited at ~(〜で展示される)
8確認テスト
“The suspect exhibited unusual calmness throughout the interrogation.”
① 被疑者は尋問中ずっと異常な冷静さを展示した。
② 被疑者は尋問中ずっと異常な冷静さを見せた(示した)。
③ 被疑者は尋問中ずっと異常な冷静さを証明した。
④ 被疑者は尋問中ずっと異常な冷静さを隠した。
②が正解。exhibitのコアイメージは「内にあるものが外に出て見える」こと。この文では「冷静さ」という内面の状態が外部の観察者に「表れた」という意味なので、「見せた・示した」が最も自然。①は「展示する」という訳を物理的にそのままあてはめた誤り。exhibitは感情・性質・症状など抽象的なものにも使えることを理解しているかどうかが問われている。
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