casual
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
casualのラテン語源はcasus(偶然の出来事・落下)。コアイメージは「計画や意図なく、なりゆきで起こる/振る舞う状態」。服装が「カジュアル」なのは「改まった準備をしていない」から、態度が「さりげない・無頓着」なのは「意図的に力を入れていない」から、出会いが「ふいの」なのは「計画されていない偶発的なもの」だから、と一本のコアイメージで全ての意味がつながる。逆に言えば、「きちんとした準備や意図、計画性」が感じられないあらゆる場面でcasualが使われる。日本語の「カジュアル(服装)」はこの単語の一面にすぎない。
2意味一覧
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形容詞
略式の、カジュアルな(服装・場の雰囲気)
「改まった準備・格式を必要としない」というコアイメージが、服装やシーンの「ラフさ・くだけた感じ」として現れる。 -
形容詞
さりげない、無頓着な、あっさりした(態度・様子)
「意図や力みがない」というコアイメージから、深く考えずにさらっと流すような態度を表す。 -
形容詞
表面的な、浅い(関係・知り合い)
「計画的・意図的な深い関与がない」ことから、つきあいや関係の浅さ・表面的さを表す。 -
形容詞
ふいの、偶発的な(出来事・出会い)
語源の「偶然の出来事」に最も近く、「計画されていない・たまたまの」というコアイメージが直接現れる。 -
形容詞
臨時の、非常勤の(雇用・労働)
「継続的・正式な契約なく、なりゆきで働く」という意味で、英語圏のビジネス・労働文脈で重要。casual work(臨時労働)は頻出表現。
3例文
4よくある間違い・注意点
日本語の「カジュアル」は服装・ファッションのイメージが強いが、英語のcasualは態度・関係・雇用形態など幅広い文脈で使われる。「casual remark(何気ない一言)」「casual acquaintance(ちょっとした知り合い)」のように、服装と無関係な場面でも頻出する。
「さりげない」訳は日本語ではポジティブな響きになりやすいが、casual attitudeは「真剣さが足りない・軽率な」という批判的ニュアンスになることがある。文脈によってプラス・マイナス両方に働く点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| informal | 「格式・形式ばらないこと」に焦点を当てた言葉で、casusualより「場のルール・ドレスコード」を意識した文脈で使われる。偶発性のニュアンスはない。 |
| accidental | 「偶然・事故的に起きた」という意味で、casusualの「偶発的な」側面に近いが、こちらはより「意図しない失敗・事故」のニュアンスが強い。 |
| nonchalant | 「無関心・平然とした」態度を指し、casusualの「さりげない」側面に近いが、より意図的に感情を見せない・クールな印象を与える語。 |
対義語: formal、deliberate、intentional、serious
6派生語・関連語
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casually
副詞
さりげなく、気軽に、ふいに -
casualness
名詞
気軽さ、無頓着さ、くだけた雰囲気 -
casualty
名詞
(事故・戦争などの)死傷者、被害者(「偶発的な不運な出来事による被害」という同語源の語)
7コロケーション
- casual wear(カジュアルウェア・普段着)
- casual remark(何気ない一言・ふとした発言)
- casual worker / casual labor(臨時労働者・非常勤雇用)
8確認テスト
She made a casual remark about his appearance, not realizing how much it hurt him.
①改まった ②臨時の ③何気ない ④表面的な
③「何気ない」が正解。casualのコアイメージ「意図・力みがない=なりゆきで」が「深く考えずさらっと言った」という意味に現れている。文脈からも「傷つけようという意図はなかった」ことが読み取れ、「何気ない(意図しない)一言」が最も自然。①は逆の意味、②は雇用文脈、④は「関係の浅さ」を示す場合に使い、ここでは不自然。
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