option
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
optionのコアイメージは「あらかじめ用意されていて、選ぶかどうかを自分が決められる余地(可能性)」です。ラテン語のoptare(望む・選ぶ)を語源に持ち、「強制されずに手元に残されている選択の可能性」というニュアンスが根底にあります。だから単に『選択肢』という訳にとどまらず、「have no option(選ぶ余地がない=他に道がない)」のような否定文でも自然に使われます。金融・ビジネス分野では「オプション(権利)」として「将来ある価格で売買する権利」を意味しますが、これも「行使するもしないも自分次第の権利=余地」というコアイメージと完全に一致します。
2意味一覧
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名詞
選択肢・選択できるもの
「手元に用意された、選べる余地のある事柄」がそのまま「選択肢」に対応する。複数のoptions(選択肢)がある場面で最もよく使われる。 -
名詞
選択の自由・選ぶ余地
「have no option(選ぶ余地がない)」のように、optionが量として捉えられるとき「選択の余地・自由」という訳が自然になる。 -
名詞
(金融・契約上の)オプション権・優先購入権
「行使するもしないも自分の意思次第の権利」はコアイメージの「強制されない余地」そのもの。ビジネス・法律文書では頻出の意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「I had no option but to do」の構文を見落としがち。optionが否定文で使われると『選択肢がない=~するしかなかった』という強い意味になる。choiceも同様の構文を取るが、optionの方がよりフォーマルで「あらかじめ用意された余地」というニュアンスが強い。
choiceとの混同に注意。choiceは「自分が実際に選ぶという行為・その結果」に焦点があり、optionは「選べる対象・余地」に焦点がある。’I made my choice’(私は選択をした)とは言えるが、’I made my option’とは言わない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| choice | 「選ぶ行為」や「選んだ結果」に焦点。optionが「選べる余地・対象」を指すのに対し、choiceはより主体的な意思決定のニュアンスが強い。 |
| alternative | 「もう一方の代替案」というニュアンスで、既存の案に対する別の道を指す。optionが複数の並列した選択肢を示すのと異なり、二者択一の文脈で使われやすい。 |
| possibility | 「可能性」と訳されるように、実現するかどうか未確定な事柄に使う。optionは実際に選べる具体的な手段や権利を指し、より実用的・具体的。 |
対義語: obligation(義務)、necessity(必要性・必然)
6派生語・関連語
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optional
形容詞
任意の・選択できる(例:optional subject=選択科目)
-
opt
動詞
(~を)選ぶ・決める(例:opt for / opt out) -
opt-in / opt-out
名詞・動詞
参加を選ぶ/離脱を選ぶ(IT・マーケティングで頻出)
7コロケーション
- keep one’s options open(選択の余地を残す)
- have no option but to do(~するほかない)
- exercise an option(オプション権を行使する)
8確認テスト
“Given the circumstances, resigning was the only option available to him.”
① 彼には辞任するという選択肢しか残されていなかった。
② 彼は辞任するという義務を負っていた。
③ 彼は辞任するという提案を受け入れた。
④ 彼には辞任するという権限があった。
① が正解。optionのコアイメージ「選べる余地」から考えると、’the only option available’は「残された唯一の選べる余地」を意味する。②のobligationや④のauthorityとは異なり、あくまで「選択肢として存在するもの」であり、強制でも権限でもない点が重要。①は『選択肢しか残されていなかった』と状況の制約を表しており最も自然。
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