pedestrian
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
pedestrianのラテン語源はpedes(足)。「足で移動する人・もの」というのがコアイメージだ。名詞として「歩行者」を表すのはそのまま。面白いのは形容詞用法で、「足で歩く=特別な乗り物も技術も必要ない=平凡で面白みがない」という意味に転じる点。華やかさや創造性とは無縁の、地をはうような地味さを表す。名詞・形容詞どちらの用法も「地面を足で歩くようなシンプルさ・平凡さ」という共通イメージで貫かれている。
2意味一覧
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名詞
歩行者
「足(pedes)で移動する人」がそのまま「歩行者」になる。車や自転車を使わず、自分の足で歩いている人のこと。 -
形容詞
(歩行者用の)〜、歩行者の
「歩行者に関する」という限定的な形容詞用法。pedestrian walkway(歩道)のように、歩行者のための場所や設備を修飾する。 -
形容詞
平凡な、退屈な、凡庸な
「足で歩くだけ」=特別な能力も創造性も必要ない、という比喩的転用。乗り物(アイデア・才能など)を持たない地味さを表す。英文読解で特に重要な見落とされがちな意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
形容詞の「平凡な・退屈な」という意味を知らない受験生が多い。英文中でpedestrian writingやpedestrian approachのように使われると、「歩行者の文章?」と混乱してしまう。文脈で名詞を修飾していても「歩行者の」が意味をなさない場合は「平凡な・凡庸な」と読み替えることが大切。
pedestrianとpedestrian crossingをひとつの単語のように扱い、pedestrianだけで「横断歩道」と覚えてしまうミスに注意。pedestrianはあくまで「歩行者」であり、crossing(渡る場所)と組み合わせて初めて「横断歩道」になる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| walker | 「歩いている人」という行為に着目した日常語。pedestrianは交通・法律文脈で「車道に対する歩行者」というニュアンスが強い。 |
| ordinary | 「普通の」という形容詞。pedestrianが「平凡で面白みがない」という否定的ニュアンスを持つのに対し、ordinaryは中立的。 |
| mundane | 「日常的でつまらない」という意味でpedestrian(平凡な)に近いが、mundaneは「世俗的・現世的」というニュアンスが含まれる。 |
対義語: motorist、imaginative、inspired
6派生語・関連語
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pedestrianize
動詞
(道路などを)歩行者専用にする -
pedestrianization
名詞
歩行者専用化(道路や地区を車両通行禁止にすること)
7コロケーション
- pedestrian crossing(横断歩道)
- pedestrian zone / pedestrian precinct(歩行者専用区域)
- pedestrian walkway(歩道)
8確認テスト
“The marketing team’s ideas were so pedestrian that the CEO rejected them all without hesitation.”
①歩行者の
②横断歩道に関する
③平凡で面白みのない
④歩行者に危険な
③。marketingチームのアイデアが「pedestrian」と評されてCEOに却下されている文脈。「歩行者の」では文意が通じないため、これは形容詞の比喩的用法「平凡で面白みのない・凡庸な」が正解。コアイメージ「足で歩くだけの平凡さ」が創造性のなさを表す比喩に転じたものを見抜くことがポイント。
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