bother の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

bother

/bάðɚ/
【動】悩ます、迷惑をかける、わざわざ…する

重要度
17/23
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。

1コアイメージ

bother の核心
「わざわざ手間をかけて干渉する」

botherのコアイメージは「本来なくてもいいのに、わざわざ労力や時間をかけて誰か(または自分自身)に関わること」。相手への干渉なら「悩ます・迷惑をかける」になり、自分自身への干渉なら「わざわざ〜する(手間をかける)」になる。どちらの用法も、「そこに介入するエネルギーをかける」という共通イメージを持つ。否定形 don’t bother は「その手間をかけるな=気にしなくていい」という意味になり、日常会話で非常に頻繁に登場する。感情的には「煩わしさ・面倒くささ」を帯びているのが特徴で、単なる trouble より主観的で口語的なトーンを持つ。

2意味一覧

  • 動詞(他動詞)
    〜を悩ます、煩わせる、迷惑をかける
    外から干渉するエネルギーが相手に向くと、相手にとっての「煩わしさ・迷惑」となる。意図的かどうかは問わない。
  • 動詞(自動詞)
    わざわざ〜する、手間をかける(通例否定・疑問で使用)
    干渉するエネルギーが自分自身に向いた場合、「わざわざその手間をかける」という意味になる。否定では「そんな手間はかけなくていい」を表す。
  • 動詞(自動詞)
    気にする、頓着する
    「関わるエネルギーを使う」=「気にかける」という方向に転じる。I don’t bother about small things. のように「小さなことにエネルギーを注がない=気にしない」となる。
  • 名詞
    面倒、手間、やっかいなこと(人)
    干渉による煩わしさそのものを名詞化したもの。「It’s a bother.(面倒だな)」のように使う。

3例文

Sorry to bother you, but could you help me with this?
お手数をおかけして申し訳ないのですが、これを手伝っていただけますか?
相手に干渉するエネルギーをかけることへの謝罪。ビジネス・日常どちらでも頻出の丁寧表現。
Don’t bother talking to him. He’s angry.
わざわざ彼に話しかけなくていいよ、怒っているから。
「その手間・エネルギーをかけるな」という意味。「気にしなくていい」とも訳せる。
What bothers me most is that no one told the truth.
私が一番気になるのは、誰も真実を言わなかったことだ。
感情的に「引っかかる・モヤモヤさせる」ニュアンス。「悩ます」より「気になる」が自然。

4よくある間違い・注意点

ここに注意

「bother to do」と「bother doing」はどちらも使えるが、意味は同じ。「Don’t bother to lock it.」=「Don’t bother locking it.」で「わざわざ鍵をかけなくていい」。notと組み合わせた否定形で最も頻出なので、肯定文でも使えることを忘れないようにしよう。

troubleと混同しやすいが、botherは「煩わしさ・面倒くささ」という感情的・主観的なトーンが強く口語的。troubleはより客観的・中立的で書き言葉にも使われる(例: trouble=実害・困難、bother=うっとうしさ)。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
trouble より客観的・中立的で実害・困難を指す。botherより書き言葉寄りで感情的な煩わしさのニュアンスは薄い。
annoy 感情的なイライラ・不快感に特化。botherより意図的・継続的なニュアンスが強く、怒りに近い状態を引き起こすイメージ。
disturb 集中や平静を「乱す」ことに焦点。物理的・精神的な妨害を指す場合が多く、botherより具体的な邪魔を表す。
hassle 手間や面倒という意味ではbotherに近いが、より口語的でカジュアル。面倒なプロセス・状況そのものを指すことが多い。

対義語: please、comfort、ignore(気にしない意味でのbotherに対して)

6派生語・関連語

  • bothersome
    形容詞
    うっとうしい、煩わしい

  • bothered
    形容詞
    悩まされた、気にした(can’t be bothered to do で「〜する気になれない」)

7コロケーション

  • bother to do / bother doing(わざわざ〜する)
  • sorry to bother you(お手数をおかけして申し訳ありません)
  • can’t be bothered(〜する気になれない、面倒くさい)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然なものを選べ。

“She can’t be bothered to reply to emails these days.”

① 彼女は最近メールの返信ができない状態だ。
② 彼女は最近メールの返信をする気になれない。
③ 彼女は最近メールの返信が面倒だと感じさせられている。
④ 彼女は最近メールの返信で悩まされている。

▶ クリックして解答を表示
②
「can’t be bothered to do」は「〜するエネルギーをわざわざかける気になれない」というコアイメージから、「〜する気になれない・〜が面倒くさい」という慣用表現。①は「できない(能力・状況的に不可)」のニュアンスで誤り。③④はbotheredを受動的な「悩まされる」として解釈しており、このイディオムの意味とはずれる。


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