throughout
/θruːάʊt/
【副】その間ずっと、すっかり、至る所
重要度
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
throughout の核心
「隅々まで貫通している」
throughoutは「through(〜を通り抜けて)」+「out(外まで完全に)」が合わさった語です。コアイメージは「ある空間や時間の中を、端から端まで完全に貫いている」状態です。空間的には「〜の至る所に(どこも抜けがなく)」、時間的には「〜の間ずっと(一瞬も欠けることなく)」という意味になります。日本語の「〜中」「〜ずっと」と近いですが、throughoutには『どこにも・どの瞬間にも例外がない』という完全性・徹底性のニュアンスが特に強く込められています。副詞としても前置詞としても使えます。
2意味一覧
-
前置詞
〜の至る所に・〜全体にわたって
空間的に「その範囲の端から端まで貫通している」イメージ。どの場所も漏れなく含まれることを示す。 -
前置詞
〜の間ずっと・〜を通じてずっと
時間的に「その期間の最初から最後まで貫通している」イメージ。一瞬も途切れない継続を表す。 -
副詞
その間ずっと・始めから終わりまで
前置詞の目的語がなくなった形。「その話題の時間・空間を完全に貫いている」という徹底性を副詞的に示す。 -
副詞
すっかり・至る所に
「何もかも貫いている」という完全性が「すっかり」というニュアンスになる。特に「painted throughout(全体を塗り尽くして)」のような表現で現れる。
3例文
People throughout the country are off work on Christmas day.
クリスマスの日には国中の人が仕事を休む。
空間的用法。国土のどこも漏れなく、という完全性を表す。
She remained calm throughout the interview.
彼女は面接の間中ずっと落ち着いていた。
時間的用法。面接の最初から最後まで一度も崩れなかった、という徹底性が出ている。
The house needs repainting throughout.
その家は全体的に塗り直しが必要だ。
副詞用法。「隅々まで・すっかり」というニュアンスが自然な日本語訳を導く。
4よくある間違い・注意点
ここに注意
throughoutは「例外なく完全に」という徹底性が本質なので、「だいたい〜の間」や「〜のほとんどの場所」といったあいまいな状況には使えません。during(ある期間のうちの一時点)やacross(横断して)と異なり、全体を漏れなく貫く意味が必須です。during the gameは「試合中のある時点で」という意味になり得ますが、throughout the gameは「試合の最初から最後まで一貫して」という意味になります。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| during | 「ある期間の中で(ある時点に)」という意味で、throughout のような「ずっと切れ目なく」という完全性は含まない。 |
| all over | 「あちこちに・全体に」という空間的広がりを表すが、時間的な継続のニュアンスはなく、throughoutより口語的。 |
| across | 「〜を横断して・〜の全域にわたって」と空間的に近いが、「一面に満ちている」という密度の完全性よりも「渡り歩く」動き・広がりのイメージが強い。 |
対義語: partly、partially
6派生語・関連語
-
through
前置詞・副詞
〜を通り抜けて・通じて(throughoutの語源)
7コロケーション
- throughout the world(世界中で)
- throughout the year(一年を通じて)
- throughout history(歴史を通じて)
8確認テスト
次の英文の意味として最も自然なものはどれですか?
He kept smiling throughout the painful treatment.
① 彼はつらい治療の途中で微笑んだ。
② 彼はつらい治療の間中ずっと笑顔を保っていた。
③ 彼はつらい治療が終わってから微笑んだ。
④ 彼はつらい治療のほとんどの時間、笑顔だった。
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② throughoutのコアイメージは「端から端まで完全に貫通している」こと。治療の最初から最後まで一度も笑顔が途切れなかった、という完全な継続を表しています。①のduringや③の「終わってから」、④の「ほとんど」では、throughoutの『例外なく・ずっと』という徹底性が消えてしまうため不正解です。
② throughoutのコアイメージは「端から端まで完全に貫通している」こと。治療の最初から最後まで一度も笑顔が途切れなかった、という完全な継続を表しています。①のduringや③の「終わってから」、④の「ほとんど」では、throughoutの『例外なく・ずっと』という徹底性が消えてしまうため不正解です。
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