resume
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
resumeのコアイメージは「一度止まったものが、元の地点から再び動き出す」こと。ラテン語のresumere(re-「再び」+sumere「取り上げる」)に由来し、「手放していたものをもう一度手に取る」感覚がある。単なる「始める」(start)と違い、必ず「中断」という前提があるのが特徴。会話を再開する、工事を再開する、職場に復帰するなど、あらゆる「いったん途切れた流れを元に戻す」場面で使われる。「取り戻す」という訳も同じコアから来ており、失われた状態(自分の席や地位など)を再び手元に引き寄せるイメージだ。文脈によって「再開する」「復帰する」「取り戻す」と訳し分けるが、根底には常に「中断ゼロ地点への回帰」がある。
2意味一覧
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動詞
(中断していたことを)再開する
いったん止まった動作・活動をもう一度「手に取り直す」イメージ。最も基本的な用法。 -
動詞
(元の状態・地位などを)取り戻す、回復する
手放していたもの(席・役職・権利など)を再び「手に取る」コアが転じて、状態・地位の回復を表す。 -
動詞
(中断後に話・説明などを)続ける
スピーチや議論が途中で止まったあと再びそこから「手に取り直して」続ける用法。よくthen she resumed…のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「再び始める」と聞くと restart と混同しがちだが、resume は必ず「中断点から」再スタートするニュアンスがある。restartは最初からやり直す(reset感覚)のに対し、resume は途中から続きを始める。映画を一時停止して再生する感覚がまさに resume。
名詞形のrésumé(レジュメ)は、フランス語由来で「履歴書・職務経歴書」の意味を持つ別単語として扱われる(アクセントが異なる:ˈrezjumeɪ)。動詞のresume(rɪzúːm)と混同しないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| restart | 最初からやり直す「リセット」感が強く、必ずしも中断点から再開する意味ではない。コンピュータの再起動のように、ゼロからのスタートにも使える。 |
| continue | 中断なく「続ける」ニュアンスが強く、必ずしも一時停止・中断を前提としない。resumeよりも広く使える一方、「中断からの回帰」感は薄い。 |
| renew | 「新たにする・刷新する」イメージが強く、中断後の再開だけでなく、契約更新や活力の回復など「新鮮さを取り戻す」場面でも使われる。 |
対義語: suspend、pause、discontinue
6派生語・関連語
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resumption
名詞
再開、回復(例:the resumption of peace talks「和平交渉の再開」) -
résumé
名詞
履歴書、職務経歴書(アメリカ英語)/要約(フランス語由来、アクセント異なる)
7コロケーション
- resume talks / negotiations(交渉を再開する)
- resume work / operations(業務・操業を再開する)
- resume one’s seat(席に戻る・着席し直す)
8確認テスト
“After a brief recess, the judge resumed the trial.”
① 裁判官は休廷の後、裁判を最初からやり直した。
② 裁判官は短い休憩の後、裁判を再開した。
③ 裁判官は休廷を宣言し、裁判を中断した。
④ 裁判官は新しい裁判を始めた。
正解:②
解説:recess(休廷)という「中断」があり、そこから裁判という流れを「再び手に取り直す」のがresumeのコアイメージ。①のrestartと違い、最初からではなく中断点から続きを再開する点がポイント。③はsuspendの意味、④はstartの意味であり、いずれも「中断からの再スタート」というニュアンスがない。
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