weave
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
weaveのコアイメージは「複数の要素を交差・絡め合わせながら一つのまとまりを作る、または障害物の間を縫うように進む」こと。糸を縦横に交差させて布を織る物理的な動作が原点だが、そこから「複数の話を絡め合わせて物語をたくらむ・紡ぐ」という抽象的な意味にも広がる。さらに、障害物の間をジグザグに縫うように移動する、つまり「直線でなく、右へ左へ交差しながら進む」動作にも使われる。日本語の「縫う・織る・紡ぐ・くぐり抜ける」は、どれも『複数のものの間を絡め合わせながら進む』という根底のイメージから派生している。
2意味一覧
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動詞
(糸・素材を)織る、編む
縦糸と横糸を交差させて布を作る物理的動作がコアイメージの原点。「複数の要素を絡め合わせて一つのものを作り上げる」そのまま。 -
動詞
(話・要素を)巧みに組み合わせて紡ぐ、たくらむ
物語・計画・陰謀の複数の要素を絡め合わせて一つのまとまりに仕上げるイメージ。weave a storyやweave a plotのように使う。 -
動詞
(障害物の間を)縫うように進む、くねくねと進む
障害物の右・左を交互にかわしながら進む動作は、縦糸と横糸が交差するパターンと同じ「ジグザグの交差運動」。weave one’s way through ~の形が典型。 -
名詞
織り方、編み方、織り目
「どのように絡め合わせるか」という方法・結果を名詞化したもの。a tight weave(目の詰んだ織り方)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
「編む」という訳語から knit と混同しがちだが、knit は棒針で目を引っかけて作るニット編みに特化するのに対し、weave は縦横に交差させる「織り」が原点。また、weave one’s way という句動詞の形を知らないと「縫うように進む」という重要用法を見逃してしまうので注意。
過去形・過去分詞に注意。「織る」の意味では wove / woven が正規形だが、「縫うように進む」の意味では weaved も可。試験で形を問われることがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| knit | 棒針で目をつなぐ「ニット編み」に特化。weaveのような縦横交差のイメージはなく、「密接に結びつける」比喩(knit communities together)にも使う。 |
| intertwine | 2つ以上のものが互いに絡み合うことを強調。weaveが「積極的に絡め合わせる行為者」を中心に据えるのに対し、intertwineは「絡み合っている状態」に焦点が当たりやすい。 |
| wind | 曲がりくねって進む動作を指すが、交差・絡み合いのニュアンスはない。The road winds through the mountains(道が山間を蛇行する)のように地形的な曲線を描くイメージ。 |
対義語: unravel、untangle
6派生語・関連語
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weaver
名詞
織り職人、機織り師 -
woven
形容詞・過去分詞
織られた(woven fabric:織物) -
weaving
名詞・動名詞
織ること、機織り(技術・工芸としての織物) -
interwoven
形容詞
互いに織り込まれた、密接に絡み合った
7コロケーション
- weave one’s way through ~(〜の間を縫うように進む)
- weave a story / plot / tale(物語・陰謀を紡ぐ・たくらむ)
- weave A into B(AをBに織り込む・組み込む)
8確認テスト
The composer wove folk melodies into the symphony, giving it a distinctly regional character.
① 民謡のメロディーをシンフォニーに向けて演奏した
② 民謡のメロディーをシンフォニーに巧みに織り込んだ
③ 民謡のメロディーをシンフォニーのために編曲した
④ 民謡のメロディーをシンフォニーと見比べた
②
weave A into B は「AをBの中に織り込む・組み込む」というコアイメージの典型的な使い方。複数の素材(民謡)を別の大きな作品(シンフォニー)に絡め合わせて一体化させる行為を表しており、「巧みに織り込んだ」が最も自然。①は演奏の方向性、③は編曲作業、④は比較という異なる意味になり不適切。
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