personality
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
personalityの語源はラテン語のpersona(仮面・役者が被る面)。そこから「人がもつ固有の特質の総体」というコアイメージが生まれた。単なる気質や気分ではなく、その人を他の誰とも違う「その人自身」にしている一貫した特性の束を指す。だから「性格」とも「個性」とも訳せるし、際立ったその特質が外部にまで存在感を放つとき「人柄」「魅力」とも訳せる。さらにそのコアが拡張されると、特質の際立つ「著名人・有名人」という意味にもなる。いずれも「この人をこの人にしている何か」という同じ根っこから出ている。
2意味一覧
-
名
性格・人格(その人を形作る特質の総体)
その人をその人たらしめる内的特質の全体像を指す。最も基本的な使われ方。 -
名
個性・魅力(他と違う際立った特質)
コアイメージの「唯一無二性」が前面に出たとき、「あの人はpersonalityがある=個性・魅力がある」と訳すのが自然になる。 -
名
人柄・人となり(対人関係に表れる特質)
内的な特質が対外的な振る舞いや印象として表れる側面を強調した訳。 -
名
著名人・有名人(際立った個性で知られる人物)
個人の際立つ特質が社会的な存在感と結びつくことで、「TVpersonality(テレビタレント)」のように「有名人・著名人」の意味になる。見落とされがちな重要用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「personality=性格」と暗記すると「TV personality」が「テレビ性格」になってしまう。コアイメージ「その人をその人たらしめる特質」を押さえれば、文脈に応じて「性格/個性/魅力/著名人」と使い分けられる。
characterと混同しがち。characterは道徳的・倫理的な観点から見た人格(誠実さや強さなど内面の質)を重視するのに対し、personalityは外部に表れる印象や魅力を含む、より広い「その人全体のイメージ」を指す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| character | 道徳的・倫理的な観点での人格や内的強さを重視する。「a man of character(人格者)」のように誠実さや品格に焦点が当たりやすい。 |
| nature | 生まれつきの気質・本性というニュアンスが強く、personの自然な気質を指す。「by nature(生まれつき)」のように後天的要素より先天的要素に比重が置かれる。 |
| individuality | 他者との差異・独自性そのものを強調する語。personalityが「特質の総体」なのに対し、individualityは「他と違うこと」が前面に出る。 |
対義語: anonymity(無名性)、conformity(没個性・同調)
6派生語・関連語
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personal
形
個人的な、個人に関わる
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person
名
人、人物
-
personalize
動
個人に合わせる、個人向けにカスタマイズする -
impersonal
形
個性のない、無味乾燥な、非人格的な
7コロケーション
- strong personality(強い個性・自己主張の強い性格)
- TV / media personality(テレビ・メディアの有名人)
- personality disorder(人格障害)
8確認テスト
“The show features several well-known personalities from the world of sports.”
① スポーツ界の有名な性格の持ち主たち
② スポーツ界の著名人たち
③ スポーツ界の個性的な性格
④ スポーツ界の人格者たち
② スポーツ界の著名人たち。この文脈では「際立った個性で社会的に知られた人物」という意味でpersonalitiesが使われており、「著名人・有名人」と訳すのが最も自然。①は誤訳、③は複数の「性格」を並べた不自然な訳、④はcharacterに近いニュアンスで文脈に合わない。
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