neighbor
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
neighborの語源は古英語の「neah(近い)」+「gebur(住む人)」。つまり「近くに住む人」が原義です。このコアイメージは「物理的・空間的に近くにいる存在」であり、そこから「隣人(隣家の人)」という最も一般的な意味が生まれます。さらに、空間的な近さだけでなく、聖書や倫理的文脈では「自分のそばにいる人=関わりを持つ人すべて」という広がりを持ち、「仲間・同胞」という意味にもなります。また動詞として「〜に隣接する」という意味でも使われます。「近くにある・近くにいる存在」というシンプルなコアイメージが、文脈によって様々な日本語訳に展開します。
2意味一覧
-
名詞
隣人、近所の人
「近くに住む人」というコアイメージそのもの。物理的に隣接する家・土地に住む人を指す最も基本的な用法。 -
名詞
仲間、同胞、隣人(広義)
聖書的・道徳的文脈で「自分の近くに存在する人=関わりを持つあらゆる人」へと意味が広がり、「仲間・隣人(としての人間)」を意味する。 -
名詞
隣国、近隣国
「近くに位置する国・地域」もneighborと表現できる。Japan’s neighbors(日本の近隣国)のように国同士の関係でも使われる。 -
動詞
〜に隣接する、〜の隣にある
「近くに位置する」というコアイメージが動詞化したもので、「境界を接して隣り合う」を意味する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「neighbor」はアメリカ英語のスペル。イギリス英語では「neighbour」と綴る。大学受験ではどちらも正解だが、混在させないよう注意。
neighborは必ずしも「仲の良い人」を意味しない。「近くに住んでいる人」というニュートラルな事実を表すだけで、関係の良し悪しは文脈に依存する。「友人(friend)」と混同しないこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| resident | residentは「その場所に住んでいる人・居住者」という意味で、近さよりも居住という事実に焦点がある。neighborのような「自分との位置的近さ」のニュアンスはない。 |
| fellow | fellowは「仲間・同士」を意味し、neighborの「仲間」の意味と重なるが、共通の目的や属性でつながるイメージが強い。neighborほど「近い場所」という空間的ニュアンスはない。 |
| adjacent | adjaentは形容詞で「隣接した」を意味し、neighborの動詞・形容詞的用法と近い。ただしより書き言葉的・技術的な表現で、人に対しては使わない。 |
対義語: stranger、foreigner
6派生語・関連語
-
neighborhood
名詞
近所、地域、界隈
-
neighboring
形容詞
隣接する、近くの(neighboring countries: 近隣諸国) -
neighborly
形容詞
隣人らしい、親切な、友好的な
7コロケーション
- next-door neighbor(すぐ隣の隣人)
- neighboring countries(近隣諸国)
- in the neighborhood of〜(〜の近辺に、〜ぐらい)
8確認テスト
「Who is my neighbor?」—This question, posed in the Bible, asks us to consider not just those who live next door, but all those around us who need our help.
① 隣に住んでいる人
② 国境を接する国の人
③ 助けを必要とする見知らぬ人
④ 関わりを持つすべての人(仲間・隣人)
④が正解。この文は聖書の文脈での引用であり、neighborは単に「物理的に隣に住む人」だけを指すのではなく、「自分の周りにいるすべての人=関わりを持つ仲間・同胞」という広義の意味で使われている。コアイメージ「近くに存在する者」が空間的な近さから精神的・道義的な近さへと広がった典型例。①は物理的な意味に限定しすぎており不適切。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。