stranger
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
strangerのコアイメージは「自分の知っている世界に属さない者」です。語源はラテン語のextraneus(外部の)で、strange(奇妙な・見知らぬ)の比較級ではなく、「外から来た人」を指す名詞です。「知らない人」という意味だけでなく、「ある場所・状況・経験に不慣れな人(初心者・よそ者)」という意味にも広がります。さらに、かつては親しかったのに今は疎遠になった人にも使えるのがポイント。「物理的に知らない」だけでなく、「心理的・経験的になじみがない」という感覚が根底にあります。
2意味一覧
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名詞
見知らぬ人・他人
自分の知っている世界に属さない人=顔も名前も知らない「外の存在」。最も基本的な意味。 -
名詞
(ある場所・集団への)よそ者・新参者
物理的に知っているかどうかではなく、その場所や集団になじんでいない「外から来た者」というニュアンス。 -
名詞
(経験・状況への)不慣れな人・初心者
「〜の世界にまだ属していない人」という感覚から。a stranger to〜の形で「〜を経験したことのない人」を表す。 -
名詞
疎遠になった人(かつて知っていたのに今は他人同然の人)
かつては自分の世界にいたが、今はその世界から外れてしまった存在。「見知らぬ人に過ぎない」という用法がこれに当たる。
3例文
4よくある間違い・注意点
be a stranger to〜は「〜を知らない・〜に不慣れだ」、be no stranger to〜は「〜をよく知っている・〜に慣れている」という逆の意味になる。noの有無で意味が正反対になるので注意。
foreignerと混同しやすいが、foreignerは「外国人」という国籍・出身に焦点を当てた語であり、strangerは「なじみがない・知らない」という関係性に焦点を当てた語。外国人でもよく知っている人ならstrangerとは呼ばない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| outsider | 集団・社会の「外部の人」というニュアンスが強く、社会的な所属に焦点を当てる。strangerより「仲間外れ」のニュアンスを含むことが多い。 |
| foreigner | 純粋に「外国人」を指し、国籍・出身地に焦点を当てる。strangerのような「なじみがない」という心理的ニュアンスは薄い。 |
| newcomer | 「新参者・新入り」という意味で、strangerの「初心者・新しい人」の意味に近いが、newcomerは悪意がなく中立的で歓迎のニュアンスを含む場合もある。 |
対義語: acquaintance(知人)、familiar(親しい人)、insider(内部の人)
6派生語・関連語
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strange
形容詞
奇妙な・見知らぬ・なじみのない -
strangely
副詞
奇妙なことに・不思議なことに -
strangeness
名詞
奇妙さ・なじみのなさ
7コロケーション
- a complete stranger(全くの見知らぬ人)
- be a stranger to〜(〜を知らない・〜に不慣れだ)
- Don’t talk to strangers.(知らない人に話しかけてはいけない)
8確認テスト
He is no stranger to failure — he has tried and failed dozens of times before finally succeeding.
① 彼は失敗を知らない人間だ
② 彼は失敗とは無縁の見知らぬ人だ
③ 彼は失敗を知り尽くしている
④ 彼は失敗した見知らぬ人だ
正解は③。be no stranger to〜は「〜に不慣れでない=〜をよく知っている・〜に慣れている」という意味。「なじみのない存在」というコアイメージをnoで否定することで、逆に「よく知っている・経験豊富だ」という意味になる。後半の「何度も挑戦して失敗してきた」という文脈からも③が最も自然。
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