blush
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
blushのコアイメージは「感情が体の表面に赤みとして浮かび上がる」こと。恥ずかしさや照れ、当惑、喜びといった強い感情が内側から押し寄せ、それが顔や皮膚の赤みとして外に現れる自然な生理反応を指す。単なる「赤くなる」という状態ではなく、感情が「滲み出てきてしまう」という意図せざる露出のニュアンスが核心にある。だからこそ、比喩的に「恥じる・恥ずかしく思う」という意味にも広がる。また名詞として「頬紅(チーク)」を指すのも、人工的に赤みを再現するという発想から来ている。この「内側から湧き出る赤み=感情の表出」というイメージを押さえておけば、文脈ごとの訳語が自然に導き出せる。
2意味一覧
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動
(恥ずかしさ・照れ・当惑などで)赤面する、顔が赤くなる
感情が抑えきれず皮膚に赤みとして滲み出るというコアイメージの最も直接的な表れ。意図せず顔が赤らんでしまう様子を指す。 -
動
恥じる、恥ずかしく思う(〜を恥と感じる)
赤面するほどの羞恥心が「内側に」ある状態を指す比喩的用法。「blush to do / blush at〜」の形で「〜を恥ずかしく思う」と訳すことが多い。 -
名
赤面、顔の赤らみ
感情が滲み出た結果としての「赤み」という状態そのものを名詞化したもの。 -
名
頬紅、チーク(化粧品)
自然な赤みを人工的に再現するものとして派生した意味。コアイメージの「赤み」が化粧品の世界に転用されている。
3例文
4よくある間違い・注意点
「赤面する」という訳に引きずられて、恥ずかしさのみに限定しがちだが、blushは照れ・当惑・喜びなど幅広い感情による赤みを表す。また「blush to do」「blush at〜」の形で「恥じる・恥ずかしく思う」という訳になる用法を見落とさないこと。
類義語のflushと混同しやすい。flushは発熱・激怒・興奮など赤面以外の原因による「顔全体が赤くなる・紅潮する」に使われるのに対し、blushは主に感情的な羞恥・照れによる赤面に限定される傾向がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| flush | 発熱・運動・激怒など羞恥以外の原因でも「紅潮する」に使う。blushより広い原因をカバーし、顔全体が熱くなるイメージが強い。 |
| redden | 顔に限らず「物が赤くなる」にも使える中立的な語。感情のニュアンスはblushより薄く、単に色が赤くなるという状態の変化を述べる。 |
| color | 「color up」の形で顔に色が差す・赤くなるを表す。blushより婉曲的でやや文語的な表現。 |
対義語: pale、blanch
6派生語・関連語
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blushing
形容詞・現在分詞
赤面している、顔を赤らめた(例:a blushing bride=恥じらいの花嫁) -
blushingly
副詞
赤面しながら、恥じらいながら -
at first blush
慣用句
一見したところ、第一印象では
7コロケーション
- blush with embarrassment(当惑で赤面する)
- blush to think of〜(〜を思うと恥ずかしくなる)
- at first blush(一見すると)
8確認テスト
“He blushed to think of how rudely he had spoken to her.”
① 彼は彼女に対してどれほど無礼な言い方をしたかを思い出して、顔が青ざめた。
② 彼は彼女に対してどれほど無礼な言い方をしたかを考えると、恥ずかしく思った。
③ 彼は彼女に対してどれほど無礼な言い方をしたかを思い、怒りで紅潮した。
④ 彼は彼女に対してどれほど無礼な言い方をしたかを考えて、笑いをこらえた。
②が正解。「blush to think of〜」は「〜を思うと恥ずかしく思う・恥じる」という比喩的用法。赤面するほどの羞恥心が内側にあるというblushのコアイメージから、実際に顔が赤くなっているというより「恥じている」という感情状態を表す。①はpale/blanchのイメージ、③はflushに近い用法、④は全く異なる感情で不適切。
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