dramatic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
dramaticの語源はギリシャ語の「drama(行為・演劇)」。演劇の舞台上では、感情・動作・変化が日常より大きく際立って表現される。そのコアイメージは「通常の範囲を超えて際立って目立つ」こと。だから、①映画や演劇のように劇的・ドラマチックな変化、②まるで舞台俳優のように感情を大げさに表現する様子、③目を引くほど印象的・鮮烈な効果、という3つの方向に意味が広がる。「日常を超えた強度でインパクトを与える」イメージを押さえれば、文脈ごとの訳語を自然に導き出せる。
2意味一覧
-
形容詞
劇的な、目覚ましい(変化・違いが大きく際立っているさま)
演劇の舞台のように「日常の範囲を大きく超えた変化や出来事」を表す。ニュースや統計など客観的な文脈でよく使われる。 -
形容詞
大げさな、芝居がかった(感情や反応が実態以上に誇張されているさま)
舞台俳優が感情を誇張して演じるように、現実の行動や反応が「演じているかのように」大きすぎる状態を指す。否定的なニュアンスを帯びることが多い。 -
形容詞
印象的な、鮮烈な(視覚・感覚的に強烈な効果を持つさま)
舞台の照明や演出が観客に強い印象を与えるように、風景・デザイン・効果が際立って目を引くときに使う。「dramatic scenery(壮大な景色)」など。 -
形容詞
演劇の、演劇に関する
語源のdramaに最も直接的に結びついた意味。「a dramatic work(戯曲)」のように、演劇ジャンルそのものを指す場合にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「dramatic」は必ずしも「大げさ」という否定的な意味だけではない。「a dramatic improvement(目覚ましい改善)」のように客観的・肯定的な文脈でも頻出するため、文脈なしに「大げさ」と訳すのは危険。コアイメージ「際立って目立つ」から訳を判断すること。
「theatrical」と混同しやすいが、theatricalは「演劇的な・舞台向けの」という意味合いが強く、dramaticより「わざとらしさ・演技的」のニュアンスが濃い。dramaticはより広い文脈(統計・景色・変化など)に使える。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| striking | 「目を引く・際立つ」という視覚的インパクトに重点。dramaticのような「感情的な激しさ・大きな変化」は含まない。 |
| spectacular | 「見た目の壮観さ・華やかさ」に特化。dramaticは変化・感情の強度にも使えるが、spectacularは主に視覚的な印象に限られる。 |
| theatrical | 「舞台的・演技がかった」という意味で、dramaticよりわざとらしさのニュアンスが強い。否定的文脈で使われやすい。 |
| drastic | 変化や措置が「極端・思い切った」ことを表す。dramaticが「際立って目立つ変化」ならdrasticは「過激・強引な手段」に近いニュアンス。 |
対義語: subtle、understated、gradual
6派生語・関連語
-
drama
名詞
演劇、ドラマ、劇的な出来事 -
dramatically
副詞
劇的に、大幅に、大げさに -
dramatize
動詞
劇化する、誇張して表現する -
dramatist
名詞
劇作家
7コロケーション
- dramatic increase / decrease(劇的な増加/減少)
- dramatic effect(劇的な効果、印象的な効果)
- dramatic change(劇的な変化)
8確認テスト
“The new drug showed dramatic results in clinical trials, reducing symptoms by over 80%.”
① 大げさな結果
② 劇的な・目覚ましい結果
③ 芝居がかった結果
④ 演劇的な結果
② 劇的な・目覚ましい結果。臨床試験という客観的・科学的な文脈で、症状を80%以上減少させるという「通常を大きく超えた変化」を表しているため、「大げさ」や「芝居がかった」という否定的ニュアンスではなく、「際立った成果」として② が最も自然。dramaticのコアイメージ「通常の範囲を超えて際立つ」が、肯定的な変化に当てはまる例。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。