greenhouse
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
「greenhouse」は「green(緑)」と「house(家)」が合わさった複合語で、コアイメージは「植物が育つための人工的な保護空間」である。自然環境から植物を守り、温度・湿度・光量を人工的にコントロールして生育を促す構造物を指す。このイメージが転じて、地球規模での「温室効果(greenhouse effect)」という概念にも使われる。太陽の熱を大気中のガスが閉じ込めて地表を温める現象が、ガラスで覆われた温室の仕組みと酷似していることから生まれた比喩的用法だ。「閉じた空間で熱・環境を保持する」という本質的イメージが、物理的な建物から環境科学の用語まで一貫して流れている。
2意味一覧
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名詞
温室(植物栽培用のガラス張りの建物)
緑の植物を育てるための「家」というコアイメージそのまま。ガラスや透明素材で光を取り込みながら、外の寒さや悪天候から植物を守る閉じた空間のこと。 -
名詞(複合語・形容詞的用法)
温室効果の〜(greenhouse effect / greenhouse gas などの形で)
「閉じた空間で熱を逃がさず保持する」という温室のメカニズムが比喩として地球規模に拡張されたもの。受験では環境問題の文脈でこの用法が頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「greenhouse」を「温室」という建物の意味だけで覚えると、「greenhouse effect(温室効果)」「greenhouse gas(温室効果ガス)」という環境問題の重要語句に対応できなくなる。大学受験では後者の文脈での出題が非常に多いため、複合語の形も必ずセットで覚えること。
「glasshouse」(英国英語で温室を指す)と混同しないよう注意。意味はほぼ同じだが、「greenhouse」の方が一般的かつ国際的に通じる表現であり、環境用語(greenhouse effect)としても使われるのはこちらのみ。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| glasshouse | 主に英国英語で使われる温室の呼び名。意味は greenhouse とほぼ同じだが、環境科学用語(温室効果)としては使われない。 |
| conservatory | ガラス張りの温室・サンルームを指すが、植物栽培より居住・くつろぎのスペースとしての意味合いが強い。富裕層の邸宅に付属するイメージ。 |
| hothouse | 特に高温を保って熱帯植物などを育てる温室を指す。比喩的に「過保護な環境」「熱狂的な場所」という意味でも使われる。 |
対義語: open field(露地)、outdoor garden(屋外の庭)
6派生語・関連語
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greenhouse effect
名詞(複合語)
温室効果(大気が熱を閉じ込めて地球を温める現象) -
greenhouse gas
名詞(複合語)
温室効果ガス(CO₂、メタンなど、温室効果を引き起こすガス)
7コロケーション
- greenhouse gas emissions(温室効果ガスの排出)
- greenhouse effect(温室効果)
- build / maintain a greenhouse(温室を建てる/維持する)
8確認テスト
“Scientists warn that unless we drastically cut greenhouse gas emissions, global temperatures will continue to rise.”
① 温室で育てたガスを削減しなければ
② 温室効果ガスの排出を大幅に削減しなければ
③ 緑豊かな地域のガス使用量を減らさなければ
④ ガラス張り工場からの排気を制限しなければ
正解は②。「greenhouse gas emissions」は「温室効果ガスの排出」という環境科学の重要な複合語。greenhouseを「植物用の建物」として文字通りに読んでしまうと①や③のような誤訳に陥る。コアイメージである「閉じた空間で熱を保持する仕組み」を地球規模に拡張した比喩的用法であることを理解しておくのが鍵。
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