pollute
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
pollute のコアイメージは「本来清潔・純粋であるべきものに有害・不純なものを混入させ、その本質を損なう」こと。ラテン語 polluere(汚す・侵す)に由来し、物理的な汚染だけでなく、道徳的・精神的な「けがれ」にまで広がります。工場が川を汚染するのも、不正行為が政治を腐敗させるのも、「清らかな状態が外部から侵される」という同じコアイメージから来ています。単に「汚い」のではなく、「あるべき清浄な状態が破壊される」という深刻なニュアンスがあり、contaminate(有害物が混入する)と近いですが、pollute はより広く社会・道徳的文脈にも使われます。
2意味一覧
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動詞
(水・空気・土壌などの自然環境を)汚染する
本来清浄であるべき自然環境に有害物質が混入し、その純粋な状態を損なうというコアイメージそのもの。 -
動詞
(心・精神・社会などを)堕落させる、けがす
物理的汚染だけでなく、道徳や精神という「清らかであるべきもの」が侵される場面にも使われる。宗教・倫理的文脈でも頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
contaminate と混同しやすいが、contaminate は「特定の有害物質が接触・混入する」という技術的・限定的なニュアンスが強い(例:放射性物質で汚染された水)のに対し、pollute はより広範な汚染や道徳的な腐敗にも使える。
日本語の「汚す(dirty)」と混同しないこと。dirty は見た目が汚れるだけだが、pollute は「本来の純粋な状態が根本から損なわれる」という深刻さを含む。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| contaminate | 特定の有害物質(毒素・放射線など)が混入・接触するという技術的・具体的なニュアンスが強い。pollute より範囲が限定的で、抽象的・道徳的文脈では使いにくい。 |
| taint | 少量の不純物や悪影響が混じって全体の質を損なうイメージ。評判・名誉・食品など比較的小規模な文脈に使われ、pollute ほど大規模な汚染は表さない。 |
| corrupt | 道徳・制度・データなど「本来正しいもの」が内側から腐敗・崩壊するニュアンスが強い。pollute が「外部から侵す」のに対し、corrupt は内部崩壊のイメージ。 |
対義語: purify、cleanse、decontaminate
6派生語・関連語
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pollution
名詞
汚染、公害
-
pollutant
名詞
汚染物質 -
polluted
形容詞
汚染された -
polluter
名詞
汚染者、汚染源(企業・工場など)
7コロケーション
- pollute the environment(環境を汚染する)
- pollute the air / water / soil(空気・水・土壌を汚染する)
- heavily polluted(ひどく汚染された)
8確認テスト
「Excessive commercialism is polluting the spirit of the Olympic Games.」
① オリンピックの精神を汚染している
② オリンピックの精神を消滅させている
③ オリンピックの精神をむしばんでいる
④ オリンピックの精神を変化させている
③が最も自然。pollute のコアイメージは「清らかであるべきものが外部から侵される」こと。オリンピック精神という崇高なものが商業主義によって徐々に蝕まれるニュアンスを表すには「むしばむ」が最も適切。①「汚染する」は物理的・直訳的すぎ、②「消滅」は意味が強すぎ、④「変化」ではコアイメージの「劣化・損失」が伝わらない。
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