preliminary
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
preliminaryの語源はラテン語の「prae(前に)+ limen(敷居・入口)」。つまり「入口の手前にあるもの」というイメージが根底にある。本番・本題という「扉」をくぐる前に必要な段階や行為を指す。単なる「準備」ではなく、「本番のために欠かせない先行ステップ」というニュアンスが強い。形容詞だけでなく名詞としても使われ、複数形 preliminaries になると「予選(ラウンド)」や「前置き・序文」も表す。スポーツの予選、研究の事前調査、交渉の前段階など、いずれも「本番前の不可欠な通過点」という一貫したコアイメージで説明できる。
2意味一覧
-
形容詞
予備の、準備的な、事前の
本番という「扉」の手前に位置する段階を修飾する形容詞。「仮の」より「正式な本番に向けた不可欠な先行ステップ」というニュアンスが強い。 -
名詞(複数形 preliminaries)
予備段階、前置き;予選
本番の扉をくぐる前に必ず通る「通過点そのもの」を名詞化したもの。スポーツの予選や、交渉・会議の前段階の手続きを指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「予備の」と覚えると「なんとなく付け足し的なもの」と感じてしまいがちだが、preliminaryには「本番のために欠かせない先行ステップ」という必要性のニュアンスがある。preparatory(準備的な)と近いが、preparatoryは「準備する行為・過程」に焦点があるのに対し、preliminaryは「本番より前に位置するもの」という時間的・順序的な位置づけが強い。
名詞用法(複数形 preliminaries)を忘れがち。without further preliminaries(前置きなしに)のような表現でも使われるため、形容詞だけでなく名詞用法も押さえておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| preparatory | 「準備する」という行為・プロセスに焦点。preparatory coursesは「本番に備えて準備するための講座」。preliminaryより主体的な準備行動のニュアンスが強い。 |
| initial | 「最初の、初期の」という意味で順序に焦点。preliminaryのような「本番前の必要ステップ」という意味合いは薄く、単に「最初に来る」ことを表す。 |
| introductory | 「導入的な、入門的な」という意味で、本題・本番への「入口としての性質」に焦点。preliminaryより穏やかで、講座や説明などに使われやすい。 |
対義語: final、conclusive
6派生語・関連語
-
preliminarily
副詞
予備的に、事前に
7コロケーション
- preliminary investigation(予備調査/事前調査)
- preliminary round(予選ラウンド)
- preliminary results(暫定結果/速報結果)
8確認テスト
The doctor conducted a preliminary examination before ordering more detailed tests.
① 最終的な診察
② 形式的な診察
③ 事前の診察
④ 緊急の診察
③「事前の診察」が正解。詳細な検査(本番)をオーダーする前に行う「本番への不可欠な先行ステップ」としての診察を表しており、preliminaryのコアイメージ「本番の扉の手前に置かれるもの」が明確に表れている。①は意味が逆、②の「形式的」は必要性を否定するニュアンスがあり不適切、④の「緊急」は文脈と無関係。
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