beast の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

beast

/bíːst/
【名】獣、ひどい人

重要度
7/23
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。

1コアイメージ

beast の核心
「人間の理性を超えた野性的な存在」

beastのコアイメージは「制御できない野性・動物的な力や醜さを持つ存在」です。単なる「動物」を指すanimalと違い、beastには「人間の理性・文明とは対極にある、荒々しく手に負えない存在」というニュアンスが根底にあります。だからこそ、人間に対して使えば「野蛮で残酷なひどい人物」を意味し、比喩的には「手強い問題・難物」にも使えます。また現代の口語では逆説的に「圧倒的に強い・すごいもの」という称賛の意味でも使われます。これはいずれも「人間の常識の範囲を超えた強烈な何か」という共通イメージから来ています。

2意味一覧

  • 名詞
    (大型の・野生の)獣、畜生
    人間の理性や文明から切り離された、野性そのものの動物を指す。単なるanimalより「荒々しさ・危険さ」の含意が強い。
  • 名詞
    残酷・野蛮なひどい人、鬼畜
    人間でありながら「理性・文明」を失った存在として、野獣のイメージを人間に転用したもの。道徳的な醜さを強調する。
  • 名詞
    難物、手強いもの(比喩)
    「制御・処理が困難なもの」をbeastで表現する慣用的用法。「手に負えない野獣」のイメージが転じたもの。
  • 名詞(口語・俗語)
    すごいやつ、最強のもの(称賛)
    野獣の「圧倒的な力強さ」の側面を肯定的に使う現代口語。スポーツ・音楽などで傑出した人や物に使われる。

3例文

The lion is known as a fearsome beast of the African savanna.
ライオンはアフリカのサバンナの恐ろしい野獣として知られている。
コアイメージそのままの「野性の恐怖ある動物」としての用法
He turned into a complete beast when he got angry — yelling and throwing things.
彼は怒ると完全に別人(鬼畜)になる——怒鳴り散らしてものを投げる。
人間が理性を失い「野獣化」する比喩的用法
This new exam is an absolute beast — I’ve never seen questions this hard.
この新しい試験はとんでもない難物だ——こんなに難しい問題は見たことがない。
「手に負えないもの」という現代口語的な比喩

4よくある間違い・注意点

ここに注意

animalとの混同に注意。animalは中立的に「動物」を指すが、beastは「制御不能な野性・荒々しさ」のニュアンスを持つ。人間をanimalと呼ぶより、beastと呼ぶ方がはるかに「野蛮・残酷」という批判的含意が強い。

現代口語で「beast」が称賛(すごい人・物)の意味で使われるケースが増えているため、文脈をよく確認すること。否定的文脈と肯定的文脈で真逆の訳になる。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
animal 中立的に「動物・生き物」を指し、野性や凶暴さのニュアンスはない。人間に使っても「本能的」程度の含意にとどまることが多い。
monster 「怪物・化け物」であり、beastより超自然的・異常な存在のイメージが強い。beastが野性的な動物性を軸にするのに対し、monsterは常識外れの「異形さ」を強調する。
brute 暴力的・粗野な人間に使うことが多く、beastと近いが、よりストレートに「乱暴者・粗野な人」を指す傾向がある。
creature 「生き物・存在」という最も広い語。善悪・強弱のニュアンスは文脈次第で、beastほどの荒々しさはない。

対義語: human、angel

6派生語・関連語

  • beastly
    形容詞・副詞
    獣のような、残酷な、ひどい(英国英語では「非常に」の強調にも)

  • beastliness
    名詞
    野獣的な行為・残忍さ

7コロケーション

  • a wild beast(野生の獣)
  • a beast of burden(荷役動物、役畜)
  • release the beast(野獣を解き放つ=本性をむき出しにする)

8確認テスト

次の英文の下線部 beast の最も自然な日本語訳はどれか。

Training every day for six hours, she was an absolute beast on the tennis court — no one could match her.

① 野蛮人
② 難物
③ 怪物的な存在(すごい選手)
④ 荷役動物

▶ クリックして解答を表示
③が正解。文脈は「毎日6時間練習し、テニスコートでは誰も敵わない」という称賛の場面。現代口語でbeastは「圧倒的に強く、人間離れしたすごい存在」を肯定的に指す。ここでは「野獣のような強さ」のコアイメージが称賛として使われており、「怪物的な選手・圧倒的な強者」という意味になる。①は否定的文脈、②は物・事柄に使う、④は全く文脈が異なる。


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