scared
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
scaredはscareという動詞の過去分詞が形容詞化したもので、「外部から恐怖を与えられ、その結果として心がギュッと縮み上がってしまっている状態」がコアイメージです。日本語の「怖がって」より一歩踏み込んだ、すでにビビってしまっている・すくんでいるというニュアンスが強く、受け身的・一時的な感情状態を表します。fearfulが「本来の性質として怖がりな」というキャラクター的ニュアンスなのに対し、scaredは「今まさに何かにビビっている」という具体的・一時的な心理状態です。日本語に訳すとき文脈次第で「おびえて」「ビビって」「恐ろしくて」「~が怖くて」など幅広く対応できます。
2意味一覧
-
形容詞
怖がって、おびえて(何かに対してビビった状態になっている)
外から恐怖が加えられ、心が縮み上がった結果の状態。be scared of ~で「~が怖い」、be scared to doで「怖くて~できない」と使う。 -
形容詞(比喩的)
(変化・失敗などを)恐れて、尻込みして
物理的な恐怖だけでなく、「変化を恐れて踏み出せない」「失敗が怖くて行動できない」という心理的なすくみ状態にも広く使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
scaredとafraidは似ているが、afraidはよりフォーマル・文語的で「心の中で恐れている」という内面的ニュアンスが強く、scaredは口語的・感情的で「今まさにビビっている」という即時的・体感的なニュアンスが強い。I’m afraid to say…(残念ながら~)のような慣用表現はscaredで置き換えられないため注意。
be scared of ~(名詞)とbe scared to do(動詞の原形)の使い分けを混同しやすい。「~が怖い」はscared of、「怖くて~できない」はscared to doと整理しておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| afraid | より文語的・内面的で「心の中で恐れている」状態。scaredより感情の強度は低めで、慣用表現(I’m afraid that…)にも使われる。 |
| frightened | scaredと非常に近いが、やや文語的。突発的な出来事への驚き・恐怖(a frightened look)の描写に多用される。 |
| terrified | scaredより格段に強い恐怖。「恐怖で完全に固まってしまっている」レベルで、恐怖の度合いが最上級。 |
| fearful | 「本質的に・性格として怖がりな」というキャラクター的ニュアンス。scaredが一時的な状態なのに対し、fearfulは持続的な傾向を示す。 |
対義語: brave、fearless、confident
6派生語・関連語
-
scare
動詞
~を怖がらせる、びっくりさせる
-
scare
名詞
恐怖(感)、びっくり;(社会的な)パニック・騒ぎ
-
scary
形容詞
(物・状況が)怖い、恐ろしい(scaredが人の状態を表すのに対し、scaryは対象が怖さを引き起こすことを表す)
-
scarecrow
名詞
かかし(カラスをscare=怖がらせるものの意)
7コロケーション
- be scared of ~(~が怖い)
- be scared to death(死ぬほど怖い、ひどくビビっている)
- scared stiff / scared silly(恐怖で体が固まってしまった)
8確認テスト
“He was scared to quit his stable job and start his own business.”
① 彼は安定した仕事を辞めて起業することを楽しみにしていた。
② 彼は安定した仕事を辞めて起業することが怖くて、踏み出せなかった。
③ 彼は安定した仕事を辞めて起業することを禁じられていた。
④ 彼は安定した仕事を辞めて起業することが得意だった。
② が正解。be scared to doは「怖くて~できない・~することをためらっている」というコアイメージを持つ。ここでは物理的な恐怖ではなく、変化や失敗への心理的なすくみ・尻込みを表している。「心が縮み上がって行動できない」というscaredのコアイメージを文脈に当てはめると、②が最も自然。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。