shy
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
shyのコアイメージは「(何かから)本能的に引いてしまう・距離を置く」感覚です。人に対して内気なのは、他者との接触から無意識に引いてしまうから。動物が驚いて逃げ出す様子にも使われますし、「〜が不足している」という意味(be shy of money など)も「十分な量に届かず引いた状態」と考えると一本の線でつながります。重要なのは、この「引き」が悪意や拒絶ではなく、臆病さや警戒心・不足から来るという点。日本語の「恥ずかしがり」は一側面に過ぎず、文脈によって「用心深い」「近づかない」「〜を嫌がる」など様々な日本語で表現されます。
2意味一覧
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形容詞
恥ずかしがりの、内気な
他者との接触から本能的に引いてしまう心理状態。社交場面で「距離を置きたい」というコアイメージがそのまま現れている。 -
形容詞
(〜を)嫌がる、避けたがる(shy of / about doing)
「人」だけでなく「行為・状況」からも引いてしまうという拡張。「リスクを嫌う」「公言を避ける」など幅広く使われる重要な意味。 -
形容詞
(数量が)〜に足りない、不足している(shy of〜)
目標値や基準に「届かず引いた状態」というコアイメージから。例えば「a dollar shy of ten」で「10ドルに1ドル足りない」となる。 -
動詞
(馬などが)驚いて跳びのく、尻込みする
動物が刺激から本能的に「引く・逃げる」という、コアイメージが最も直接的に表れた用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
shyは「人見知り・内気」という意味しかないと思いがちだが、「shy of〜(〜を嫌がる/〜に足りない)」という用法が大学受験レベルでも頻出。特に数量に使う「just shy of〜(〜にあと少し足りない)」は読解でよく登場するため要注意。
timid(臆病)と混同されやすいが、shyは対人的な場面での引っ込み思案に限定されることが多く、timidはより広く危険・困難への恐れを表す。shyは必ずしも「恐怖」ではなく「気後れ・遠慮」のニュアンスが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| timid | 危険・困難・失敗への「恐れ」から引くイメージが強く、対人場面に限らない。shyより「臆病」の度合いが強い。 |
| reserved | 感情や意見を表に出さず「控えめにしている」状態。shyが本能的・感情的な引きなのに対し、reservedはより意図的・知的な距離感。 |
| introverted | エネルギーを内側に向ける性格傾向を指す心理学的な語。shyが「人前での不安・気後れ」なのに対し、introvertedは必ずしも不安を伴わず、一人の時間を好む気質を指す。 |
対義語: outgoing、bold、confident
6派生語・関連語
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shyly
副詞
恥ずかしそうに、内気に -
shyness
名詞
恥ずかしがり、内気、引っ込み思案 -
gun-shy
形容詞
(銃声などに)怖じけづく;(転じて)トラウマ的な経験から用心深くなった
7コロケーション
- be shy of doing(〜するのを嫌がる・ためらう)
- just shy of〜(〜にほんのわずか届かない)
- fight shy of〜(〜を意識的に避ける)
8確認テスト
“The project’s total cost came in just shy of one million dollars.”
①百万ドルをわずかに超えて
②百万ドルにわずかに届かず
③百万ドルを大幅に下回って
④百万ドルを恥ずかしがって
②百万ドルにわずかに届かず。shy of〜は「〜に届かない・〜に少し足りない」という意味で、コアイメージ「基準から引いた状態」がそのまま数量に適用されている。just shy ofは「ほんのわずか届かない」という頻出表現。①は意味が逆、③は程度が違いすぎ、④は形容詞shyの意味を誤って動詞的に解釈した誤り。
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