intellect
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
intellectのコアイメージは「感情や本能とは切り離された、純粋な理性的思考能力」です。ラテン語のintellectus(理解すること)に由来し、「inter(間に)+ legere(選び取る)」が語源。つまり、情報の中から本質を「選び取り、判断する」能力を指します。日本語の「知性」に近いですが、intellect はとりわけ「論理的・抽象的に考える能力」にフォーカスされており、感情(emotion)や本能(instinct)と対比して使われることが多いのが特徴です。また、そのような高い思考力を持つ人物そのものを指すこともあり、「知識人・知性の持ち主」という意味にもなります。
2意味一覧
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名
知性・知力(理性的に考え理解する能力)
情報の中から本質を「選び取り判断する」能力というコアから、感情ではなく純粋な思考力・理解力を指す。 -
名
知識人・知性的な人物
高い思考能力を持つ人そのものを指す用法。「知性の塊」として人を形容するコアイメージの転用。 -
名
(集合的に)知識人層・知性ある人々
the intellect of a nation(国の知識人層)のように、社会における思考・理性を担う人々の総体を指すことがある、見落とされがちな用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
intellectとintelligenceは混同されやすい。intelligenceは「情報を処理し問題を解く実用的な頭のよさ(IQに近い概念)」であるのに対し、intellectは「抽象的・哲学的・学術的な思考能力」に重点がある。「彼は頭の回転が速い」ならintelligence、「彼は深く思索する人だ」ならintellectが自然。
intellectualと混同しないこと。intellectual は形容詞・名詞どちらにも使え、「知的な(形)」「知識人(名)」を意味するが、intellect は名詞専用で「能力そのもの」を指す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| intelligence | 問題解決や情報処理など実用的な「頭のよさ」を指す。テストや実務で測れるイメージ。intellectより日常的・具体的。 |
| mind | 思考・感情・意識など精神全体を指す広い語。intellectのように「理性・論理」に限定されない。 |
| reason | 「筋道を立てて考える力=理性」に特化。感情と対比した場面で使われる点はintellectと似るが、より哲学的・倫理的文脈で使われることが多い。 |
| brains | 口語的表現で「頭のよさ」を指す。intellectより砕けた語感で、学術的文脈には不向き。 |
対義語: emotion、instinct、ignorance
6派生語・関連語
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intellectual
形・名
(形)知的な、知性に関する/(名)知識人、インテリ
-
intellectually
副
知的に、知性的に -
intellectualize
動
(感情などを)知的・論理的に分析しようとする -
intellectualism
名
知性主義、知識偏重主義
7コロケーション
- a brilliant / keen intellect(優れた/鋭い知性)
- appeal to intellect(知性に訴える)
- the intellect of a nation(国の知識人層)
8確認テスト
“Great art speaks not only to the emotions but to the intellect.”
① 本能
② 想像力
③ 知性(理性的に理解する力)
④ 記憶力
③。emotions(感情)と対比して「感情ではなく、理性的・論理的に理解する力」にも訴えると述べている。これはintellectのコアイメージ「感情と切り離された純粋な思考・理解能力」そのもの。①の本能(instinct)も感情と並ぶ対義語だが、この文脈では「理性的理解」が正確。④の記憶力は単なる暗記能力であり、intellectの「判断・理解」というコアとは異なる。
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