price
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
priceのコアイメージは「何かを手に入れるために支払わなければならない対価」です。商品の「値段・価格」はその典型ですが、本質はもっと広い。自由・成功・幸福・悪行の結果として「払わされるもの」すべてがpriceです。お金でなくても構いません。「犠牲・代償・報い」という意味でも使われるのは、どちらも同じコアイメージ——得るものがあれば、必ず失うものがある——から来ています。つまりpriceとは「交換の非対称な重さ」を表す言葉であり、軽い取引から人生の重大な決断まで、あらゆる「コスト」を指せる言葉です。
2意味一覧
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名
価格、値段
商品を手に入れるために差し出すお金の量が「price(値段)」。最も典型的なコアイメージの表れ方。 -
名
代償、犠牲
お金以外でも「何かを得るために失うもの・払わされるもの」すべてをpriceと呼べる。「自由を得るためのprice=犠牲」のように。 -
名
報い、制裁(悪い行いに対するツケ)
悪行のツケとして「払わされる」結果もpriceで表せる。「pay the price(報いを受ける)」という表現でよく登場する。 -
動
〜に値段をつける
「対価としていくらを設定するか決める」行為。retail市場や不動産など実用的な文脈でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「price」と「cost」は混同しやすいが、priceは主に「売り手が設定した表示価格(買い手が払う額)」、costは「作るためにかかった費用・原価」というニュアンスの違いがある。ただし比喩的な「代償」の意味ではどちらも使えるため、文脈で判断すること。
動詞用法(値段をつける)は日本人に見落とされやすい。The car is priced at $30,000.(その車は3万ドルの値段がつけられている)のように受動態でよく使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| cost | priceが「売り手が提示する表示価格」なら、costは「生産・入手にかかった費用」や「失うものの総量」。比喩的には両方「代償」だが、costはよりネガティブな損失感が強い。 |
| charge | サービスや手数料として「請求される額」。priceが商品の値札的な概念なのに対し、chargeは動的な「請求行為」のニュアンスが強い。 |
| fee | 専門的サービス(医師・弁護士・学校など)に支払う「報酬・手数料」。priceより用途が限定的。 |
| sacrifice | priceの「代償」の意味に近いが、sacrificeはより主体的・感情的な「犠牲・献身」のニュアンスが強い。 |
対義語: value(得られる価値)、reward(報酬、ご褒美)
6派生語・関連語
-
priceless
形
値がつけられないほど貴重な、またはお金では買えないほど大切な
-
pricey / pricy
形
(口語)値段が高い、割高な -
pricing
名
価格設定、プライシング -
overpriced
形
値段が高すぎる、割高な
7コロケーション
- pay the price(代償を払う、報いを受ける)
- at a price(代償を払って、高値で)
- price tag(値札、価格)
8確認テスト
“Winning the championship was wonderful, but the athletes paid a heavy price — months of injury and exhaustion.”
① 選手たちは高額な参加費を支払った
② 選手たちは大きな代償を払った
③ 選手たちは重いものを持ち上げた
④ 選手たちは勝利に感謝した
②「選手たちは大きな代償を払った」が正解。文脈は「優勝という何かを得た代わりに、何ヶ月もの怪我と疲労という形で払わされたもの」を表しており、priceのコアイメージ「得るために差し出すもの」が発動している。金銭的な意味ではなく、身体的・時間的なコストを「代償」と訳すのが最自然。
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