allergy
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
allergyのコアイメージは「特定の物質や状況に対して、体や心が過敏に拒絶・反応すること」。ギリシャ語の「allos(異なる)+ergon(働き)」に由来し、「通常とは異なる反応をする」という意味が根底にある。医学的には免疫系が無害なはずの物質を敵とみなして過剰反応する現象だが、そこから派生して「本来は問題ないはずなのに、心理的に強く拒絶・嫌悪する」という比喩的な意味も生まれた。「アレルギーがある」という表現が日本語でも普及しているように、身体的な過敏反応から精神的な毛嫌いまで、「あるものに対して通常以上に敏感に反応し、受け付けない状態」というイメージで統一的に理解できる。
2意味一覧
-
名詞
アレルギー(特定の物質に対する免疫系の過剰反応)
体が「異物」と判断したものを排除しようとする過剰な拒絶反応そのもの。花粉・食物・動物など特定の物質に体が過敏に反応する状態。 -
名詞
毛嫌い・強い嫌悪感(心理的な拒絶反応)
体のアレルギーと同様に、精神的にも「その対象を受け付けない・生理的に拒絶する」という比喩表現。日本語の「アレルギーがある」と同じ感覚で使われる。 -
名詞
過敏症・不耐性(医学的な広義の概念)
免疫反応を伴わなくても「特定のものに過敏に反応してしまう体質」を指すこともある。gluten allergyなどの表現で見られる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「花粉症」はpollen allergyと英訳するのが正確で、hay feverとも言うが、pollen allergyの方が直接的。日本語の「花粉症」に引っ張られてflower disease などとしないこと。
allergyは必ず「〜に対するアレルギー」という意味で使うため、前置詞はallergy to ~が基本。× allergy for / ○ allergy to(例:have an allergy to cats)
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| sensitivity | アレルギーほど免疫反応を強調せず、「過敏さ・敏感さ」全般を指す。比喩的な使い方でも使える。 |
| intolerance | 主に食物不耐性(lactose intoleranceなど)で使われ、免疫反応ではなく消化・処理できないことを強調する。 |
| aversion | 「嫌悪・回避傾向」という心理的な拒否を指し、allergyの比喩的用法と近いが、よりフォーマルで文学的なニュアンス。 |
対義語: tolerance、immunity
6派生語・関連語
-
allergic
形容詞
アレルギー性の、アレルギーがある(be allergic to ~で「〜にアレルギーがある」)
-
allergen
名詞
アレルゲン(アレルギーを引き起こす物質) -
allergist
名詞
アレルギー専門医
7コロケーション
- have an allergy to ~(〜にアレルギーがある)
- food allergy(食物アレルギー)
- develop an allergy(アレルギーを発症する)
8確認テスト
“My boss seems to have a real allergy to new ideas — he rejects every suggestion we make.”
① 新しいアイデアに対して医学的なアレルギーを持っている
② 新しいアイデアを毛嫌いしており、何でも拒絶する
③ 新しいアイデアを理解できない知的な障害がある
④ 新しいアイデアに過剰に反応して賛成しすぎる
② 「新しいアイデアを毛嫌いしており、何でも拒絶する」が正解。allergyのコアイメージである「特定のものを過敏に拒絶・受け付けない」が、ここでは体ではなく心理的な反応として比喩的に使われている。rejects every suggestionという後半の説明がその解釈を裏付けている。①は文脈から明らかに比喩表現であり、③・④はコアイメージ(拒絶・過敏反応)と合わない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。