evident
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
evidentの語源はラテン語の「e-(外に)+ videre(見る)」。つまり「外に向かって見えている」状態がコアイメージです。何かが隠れておらず、誰の目にも見えるかたちで存在している、という感覚です。日本語の「明白な」は正解ですが、evidentには「証拠や論理的推論を経て明らかになる」というよりも、「すでに目の前に出ており、誰でも確認できる」というニュアンスが強くあります。何かを特別な知識や分析なしに、ただ「見れば分かる」状態を指す言葉です。この「見えている」感覚が、比喩的に「誰の目にも疑いようがない」という強い確信のニュアンスへとつながっています。
2意味一覧
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形容詞
明白な、明らかな
「外に向かって見えている」ので、誰が見ても疑いようがない状態。特別な分析を必要とせず、すでに目の前に展開されている事実を指す。 -
形容詞
(感情・特徴などが)見て取れる、一目でわかる
抽象的な感情や性質でも「外ににじみ出て見えている」状態を表す。Her evident excitement(彼女の明らかな興奮)のように、内面が外に出てきている様子を描写する用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
obviousと混同しやすいが、obviousは「そんなこと言わなくても当然でしょ」という少し皮肉や軽蔑のニュアンスを含む場合があるのに対し、evidentは中立的に「客観的な証拠・状況から見て取れる」というニュアンスが強い。論文や公式な文章ではevidentの方が格調高く使われる。
it is evident that… の構文で使われることが多いが、evident の後に「to 人」を加えて「〜には明らかだ」と表現できることを見落としがち(例:It was evident to everyone that he was lying.)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| obvious | 「言われなくても当たり前」という自明性が強く、時に「なぜ分からないの?」という皮肉っぽいニュアンスを帯びる。evidentより口語的。 |
| clear | 「曖昧さがない・クリアな状態」が核心で、evidentより広く使われる汎用語。明確さ・透明さを指し、必ずしも「目に見える」感覚はない。 |
| apparent | 「見た目にはそう見える」というニュアンスがあり、実際にはそうでないかもしれない含意を持つ場合がある(見かけ上の)。evidentより客観性が弱い。 |
| manifest | 「疑いの余地なくはっきり現れている」という意味でevidentに近いが、より文語・書き言葉的で力強い確信のニュアンスがある。 |
対義語: hidden、obscure、unclear、ambiguous
6派生語・関連語
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evidently
副詞
明らかに、見たところ〜らしい(文修飾としても使われる) -
evidence
名詞
証拠、根拠(「目に見えるかたちで示すもの」がコア)
7コロケーション
- it is evident that …(〜であることは明らかだ)
- evident from …(〜から明らかな)
- evident pride / evident enthusiasm(見て取れる誇り/熱意)
8確認テスト
“Her evident discomfort made the interviewer change the subject.”
① 彼女の隠れた不快感が、インタビュアーに話題を変えさせた。
② 彼女の見て取れる不快感が、インタビュアーに話題を変えさせた。
③ 彼女のあからさまな不満が、インタビュアーに話題を変えさせた。
④ 彼女の深刻な不快感が、インタビュアーに話題を変えさせた。
正解:②
「evident=外ににじみ出て見えている」がコアイメージ。ここでは彼女の不快感が表情や態度として外に現れており、インタビュアーがそれを「見て取れた」からこそ対応した、という文脈。①は真逆のニュアンス、③の「あからさまな不満」はdiscontentなど別の単語のニュアンスに近く感情の種類もずれる、④の「深刻な」はserious/severeであり強さを表す語で「見える」というコアとは別物。②の「見て取れる」がevidentの「目に見えている」コアイメージを最も正確に反映している。
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