plead
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
pleadのコアイメージは「強い感情や切実さを持って、相手に訴えかける」こと。もともと法廷用語で「申し立てる・弁護する」という意味から来ており、これが日常場面に転用されると「懇願する・嘆願する」になる。共通しているのは「自分の立場や主張を、相手(裁判官・人)に向けて必死に伝えようとする」というベクトルである。法廷で被告が罪を認めるか否かを申告するのも、愛する人に留まってほしいと訴えるのも、どちらも「切迫した状況で相手に強く働きかける」という点で同じ根を持つ。
2意味一覧
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動
懇願する・嘆願する
感情的・切実な状況で相手に「何とかしてほしい」と必死に訴えかけるのがコアイメージ。plead withで「〜に懇願する」、plead for〜で「〜を求めて嘆願する」と使う。 -
動
(法廷で)申し立てる・答弁する
元々の法廷用語としての意味。plead guilty(有罪を認める)やplead not guilty(無罪を主張する)のように、裁判で自分の立場を公式に訴え出るイメージ。 -
動
(言い訳・理由として)〜を持ち出す・主張する
「ignorance(無知)を理由として申し立てる」など、何かを盾にして自分を弁護するイメージ。日常英語でしばしば見落とされる用法だが、pleadのコアから自然に導ける意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
plead guiltyを「罪を嘆願する」と誤訳しやすいが、正しくは「有罪を認める・申し立てる」。guiltyはpleadの目的語で「罪の申告内容」であり、嘆願の対象ではない点に注意。
beseech・beg・imploreと混同しやすいが、pleadは「根拠や主張を伴った」訴えかけのニュアンスが強く、単に「頼み込む」より格式張った・切迫した状況で使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| beg | 懇願の強度はbegのほうが口語的・卑下的。pleadは主張・理由を伴うニュアンスがあるが、begは単純に「乞い願う」感が強い。 |
| implore | imploreはやや文語的で「切に懇願する」。pleadより感情的強調が強く、理由の主張よりも感情的な訴えに重点が置かれる。 |
| appeal | appealは「(上位の権威・感情に)訴える」で、より広義。pleadが切迫した個人的訴えなのに対し、appealは広く一般・上訴・感情への呼びかけにも使える。 |
対義語: demand、order、command
6派生語・関連語
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plea
名
嘆願・申し立て・答弁(make a plea: 嘆願する) -
pleading
名・形
(名)弁論・申し立て (形)懇願するような・切実な(a pleading look: 懇願するような目) -
pleadingly
副
懇願するように・切実に
7コロケーション
- plead guilty / not guilty(有罪・無罪を主張する)
- plead with + 人 + to do(〜するよう懇願する)
- plead for mercy(慈悲を乞う)
8確認テスト
“When stopped by the police officer, he pleaded ignorance of the traffic rule.”
① 警察官に止められたとき、彼は交通規則を知らないと懇願した。
② 警察官に止められたとき、彼は交通規則を知らないことを理由に言い訳した。
③ 警察官に止められたとき、彼は交通規則の改正を嘆願した。
④ 警察官に止められたとき、彼は交通規則について弁論した。
②が正解。plead + 名詞には「〜を理由・言い訳として持ち出す」という用法があり、ignoranceを盾に自分を守ろうとする「訴えかけ」のコアイメージがここに表れている。①は「懇願した」と訳しているが文脈に合わず、③④も意味が不自然。
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