ladder
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
ladderのコアイメージは「段(ステップ)が連続して上下を結ぶ構造」です。物理的なはしごは地面と高い場所をつなぐ段の連続体であり、そこから「段階的に昇降できる構造・システム」全般を意味するようになりました。社会的な「出世の道」や「社会的階層」を指すのも、「一段一段登っていける構造」というイメージが自然に転用されているからです。英語ではsocial ladder(社会的階層)、career ladder(キャリアの階段)など、目に見えない概念的な「段階構造」にも広く使われます。「上を目指せる段のある道筋」がこの語の本質です。
2意味一覧
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名詞
はしご(物理的な器具)
段が連続して高低差をつなぐ物理的な道具そのもの。コアイメージの最も具体的な形。 -
名詞
(社会・組織などの)段階、階層、出世の道
一段ずつ上がれる「構造」のイメージが、社会や組織の階層構造に比喩的に転用されたもの。 -
名詞
(ストッキングの)伝線
ストッキングの糸が縦に連続してほつれた様子がはしごの段に似ていることから。イギリス英語で特によく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「ladder=はしご」と物理的なものだけで覚えがちだが、social ladder(社会的階層)、career ladder(キャリアアップの道)のように抽象的・比喩的用法が大学受験でも頻出。文脈に応じて「出世の道・階段・段階」と訳せるようにしておくこと。
stairsやstepsと混同しやすいが、stairsは建物に固定された階段、ladderは持ち運べる・比喩的な「段のある構造」というニュアンスの違いがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| stairs / staircase | 建物に固定された階段を指し、比喩的な「出世・階層」の意味では使いにくい。ladderの方が「一段ずつ自力で登る」動的イメージが強い。 |
| hierarchy | 組織や社会の「階層構造」そのものを指す名詞。ladderが「登るための道筋」のイメージなのに対し、hierarchyは構造・システムの静的な側面を強調する。 |
| steps | 「段階・手順」を指すが、ladderほど「上昇・昇進」の文脈に特化していない。stepは各段、ladderは段の全体的な構造を指すイメージ。 |
対義語: descent(降下・下降)、demotion(降格)
6派生語・関連語
7コロケーション
- climb the ladder(はしごを登る/出世する)
- social ladder(社会的階層・身分の階段)
- career ladder(キャリアアップの道筋)
8確認テスト
She worked hard for years and finally reached the top of the corporate ladder.
① 彼女は何年もかけて会社のはしごの上まで登り詰めた。
② 彼女は何年も努力し、ついに会社の出世コースの頂点に立った。
③ 彼女は何年も会社の段階的なシステムを研究した。
④ 彼女は長年かけて会社の階段を修理した。
② 正解。corporate ladderは「企業内の出世の道・昇進の階段」という慣用表現。ladderのコアイメージである「段階的に上昇できる構造」が社会・組織に適用された典型的な比喩表現。①は直訳しすぎで不自然、③④は意味がずれている。
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